住宅ローン上昇!? みずほ銀行も金利大幅引上げ!! 私のお家〝売れるか〟大丈夫なの?

このお話は、2022年3月28日現在、お家を既に売りたくて売却活動をされていらっしゃる方。もしくは、これからお家を売っていこうとお思いの方向けの内容です。

気になるなっていう場合は、少しお手を止めて1分ほど読み進めてみてください。きっとあなたのお役に立つ内容になっております。

初めまして、不動産のご売却に関わって20年のキャリアを持つ、不動産売却マイスターの西です。

私は不動産買取という、私自身が不動産をお客様から直接買取して、リフォーム修繕やリノベーションを施して販売活動を行うお仕事を長く続けてきました。

北は、秋田県から始まり、長野県、愛媛県、また岡山県や、関西地方を中心とした。比較的広範囲で不動産のご購入を行ってきました。

売れにいく不動産もあれば、販売活動を開始して1日で売れた不動産もあり、その度に貴重な「不動産を売却する経験値」を蓄積してきました。

 

そして、私は不動産を買取るお仕事の傍ら、私のノウハウを使って一般のお客様の不動産のご売却活動もサポートをさせて頂くお仕事も行ってきました。

今では、毎月たくさんの不動産を売りたいお客様から、「売却のご依頼」をお受けするようになりましたが、最近とくに多くの売主様より頂くご質問の中で、最も多かったご質問をピックアップして、今回お話をしてみたいと思います。

 

住宅ローン金利が上昇すると家が売れなくなる?

金利が上昇していますが、お家は売りにくくなるのでしょうか!?

このご質問が最近いただくご質問の中で特に多いご質問になります。

 

昨年までは、住宅ローンは超低金利時代でしたので、住宅ローンを使ってお家をご購入するお客様にとっては、絶好の好機だったことは確かです!

しかし、昨今は住宅ローンの金利が上昇というニュースをよく見かけるようになりました。

住宅ローンの金利が上昇しますと、当然に毎月のお支払額が上がってきますので、お家が売れなくなるような感覚に陥るのも仕方がありません。ですが、よくよく考えてみますと、今から約15年ほど前の住宅ローンの金利は、金利の優遇がついて1.475パーセントでした。※変動金利。

ですので、今の変動金利0.625パーセントと比べると、今は金利がかなり低いと言えますが、仮に変動金利が少し上がったところで、まず問題はないと考えています。

 

実際に住宅ローンの金利が上がっているのは固定金利です。

住宅ローンの金利というのは2種類ございます。

1つ目は、固定金利です。住宅ローンの期間中ずっと同じ金利になるので、毎月のお支払額も安定していて、先々の計画も立てやすくなります。

そして2つ目は、変動金利です。変動金利は金利の見直しによって金利が変動して、月々のお支払額も変化しますが、当初の5年間は月々のお支払額が変わらないという特徴も持っています。

 

また、極端な金利上昇に伴い、月々のお支払額が一気に増えるということもなく、125パーセントルールというものがあり、今のお支払額が仮に50,000円だった場合、極端に金利が3パーセント、4パーセント上昇したとしても、62,500円以上にはならないというルールが設けられています。

つまり、金利の上昇とともに経済が活性化していくのであれば、給与も上がりやすくなりますので、お支払い自体特段支障が出ることはないという論理が成り立ちます。※平成バブル時金利8パーセント

合わせて読みたい:不動産の購入に利用する住宅ローンの3種類の金利タイプ

 

10年固定は金利上昇傾向!!民間ローン大手5行推移位

ここ半年間を表す固定金利の推移ですが、当初より金利の低かった「みずほ銀行」は、半年間で金利が0.3パーセント上昇しました。

0.3パーセントと言いますと、軽微な金利の上昇に感じるかもしれませんが、固定金利を選択した場合下記のような仮例になります。

 

【仮例】借入額4000万円、年数35年(ボーナス払い無し)

金利が0.55パーセントなら、月々の支払額は、104,720円になります。

金利が0.85パーセントなら、月々の支払額は、110,139円になります。

つまり、その差額は5,419円になり、年間では65,028円になり、10年間では65万円の差が生まれますので、決して軽微な変化ではないのです。

 

上記の資料はBusiness Journal 参考。記事は「住宅ローン金利じわり上昇」

 

お客様の希望は固定金利!実際は6割の方が変動金利を選択する

お家をご購入する前の方に希望の金利条件について調査をした結果なのですが、2021年10月の調査結果でも、固定金利を選択される方が6割を占めております。

やはり、安定しているという点で固定金利を選択する方が多いのでしょう!

合わせて読みたい:不動産の売却は金利の動向をチェックすればタイミングを見極められる

 

しかし、実際にお家をご購入された方に調査をした結果ですが、同じく2021年10月の調査結果ですが、6割の方が変動金利を選択されております。

やはり実際にお家をご購入するにあたり、気になるのが月々のお支払額です。そういった点で結局変動金利を選択される方の方が多くなるのでしょう!!

上記の資料はBusiness Journal 参考。記事は「住宅ローン金利じわり上昇」

 

結論的には、変動金利を選択される方の方が多いので今は大丈夫です

結局のところ、お家をご購入するにあたり、変動金利を選択される方が多いという点で言いますと、固定金利が多少上昇になっておりますが、特段不動産の購入意欲が落ちるということはないことがお分かり頂けかと思います。

 

また、変動金利はまだ上昇しておりませんので、その辺りも安心要素と判断できます。

ですので結論的にはですが、結局のところ変動金利を選択される方が多いので、今はお家をご購入する意欲が落ちるということもなく、私どももご売却活動のみを行っているわけではなく、ご購入のお客様のサポートもさせていただいており、毎月のお問合せ自体も減ってきているという感覚もなく、むしろ逆でお問合せそのものは多くなって来ています。

これは、金利というよりも物件価格も上昇しておりますので、もっと価格が高くなる前に、今お家を買っておこうというお客様が増えたのでしょう。

 

ご売却されるお客様はむしろ今が売り時です。

昨今の世の中を見てみると、ロシアとウクライナ問題が多く取り立たされていますが、有事になると当然のことながらお家は売れなくなります。

むしろ今は不動産が高い時期です。本当にお家を売りたいという場合は、少々高値でも直ぐにご売却活動を開始することを私どもではお勧めしております。

 

理由1:急いで売らないといけない理由がなければ、最初は高めに価格を設定して、徐々に価格を下げていく方式が最も手元に多くお金が残せるからです。

理由2:高く売るためには、ある程度の時間も必要です。

理由3:急いでいなくとも、不動産市場に売り物件として多くの方に認知してもらう方が、売却活動では大切です。売りたいなって思われたら、直ぐにご売却活動を開始された方が、うまく高値でご売却が成功しています。

 

もし私どもにご売却のご依頼をされる場合は、0120ー16ー8553までご連絡をいただくか、こちらのお問合せフォームよりお問い合わせください。



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