不動産売却で依頼してはいけない会社の3つのポイント!知らないと損する可能性アリ

Q:不動産を売却する場合、どこの会社に依頼しても、だいたい結果は同じなんでしょ!?

Q:販売力の強い不動産会社なら、高く売ってくれるよね!?

 

不動産というのは、非常に誤解を生む職業であると思っています。

私自身、不動産業界に足を突っ込んで、早18年になりますが、これまで経験してきた中で、どうしてこんな営業マンに物件購入を依頼したのか!?または、どうしてこんな会社に売却依頼を任したのか!?

疑問に思った点を、ブログ読者の皆さまと共有できればと思います。

 

ホームページの無い不動産会社さん:ポイント1

今でこそデジタル化が進み、日を追うごとに加速する情報量の中で、求められているのは、いかにデジタル化に対応したビジネスであるのかですが、悲しいことに不動産業界では、デジタル化への流れが最も遅い業種であると、私は考えています。

 

(不動産屋がホームページを持ち出した歴史)

今から、10年ほど前は、ホームページを作りませんか営業が盛んで、業種関係なく毎日のように電話が掛かってきました。

また、当時会社のホームページを持っていても、特別そんなに意味を為すものでもなく、ただ単に、自社サイトを作っているのだなってくらいで、サイトを通じてお問い合わせを頂くことなんて、ほとんどありませんでした!

 

しかし、数年経てば自社ホームページを持っている会社が増えてきて、今度はSEOや広告についての営業が盛んになりました。

そしてお客様側の反応も少しづつ変化していったのは、従来チラシを見て電話や来店していたのが、まずはその会社のホームページを見て、ちゃんとした会社なのか?どんな人が働いているのか?など、会社の情報を見てからアクションを起こすようになったのです。

 

現在でも自社サイトのホームページが無い不動産屋はまだまだ存在している

不動産業界では、実需(実需要といい主に家や自宅を指します)と、事業用(ビルや人に貸す賃貸マンション等)に分かれます。

 

事業用に関しては、今でも「走り」と呼ばれるブローカーが存在していて、メールやFAXを巧みに使って、情報を拡散させて、その取っ掛かりで売上を上げている人たちです。

この人たちは自社サイトもホームページも持っていない事が多く、業界の横の繋がりだけで飯を食っていますが、それも長くは続かず、この不動産投資ブームに乗っかり独立する人間も増えましたが、現在では通用しない人たちが増え始め、ブローカーの存在自体が必要ではなくなって来ています。

 

また、実需の一戸建てや、区分マンションなんかの主に自宅として使用する不動産については、今ではホームページは無くてはならない存在の筈です。

しかし、古くからある少人数で、不動産屋を営む年配経営者が運営する不動産屋には、自社サイトどころか、スーモのようなポータルサイトも使っていないところもあります。

※スーモはポータルサイトで言えば、8割がたスーモから物件情報を探す人が多いと分析データが物語っています。

 

【先日の体験した話】

一戸建ての物件の室内写真を撮りに行くので、専任で物件を預かっている某不動産会社に連絡を入れました。

最初電話に出られた方は、明らかに年配のおじいちゃんで、鍵は会社にあるから取りに来てくださいと言われました。

鍵を取りに行くと、なんと電気はついていましたが、シャッターは半分閉められていて、ドアには鍵が閉まっていました。

この状況に困った営業スタッフが会社に電話で報告をして来たのですが、私は時間の無駄になるので、チャイムを鳴らして電話しても出てこない場合は、次の現場に向かうように指示を出しました。

 

30分後に電話があって、今会社に帰って来たから、鍵を取りに来てくださいと言われました!!

『もう、これが大事な案内だったとしたら、その業者に激怒していた事でしょう』

 

結局、鍵を取りに二度手間になり、スタッフは無事に室内写真を撮り、鍵を返しに行ったときに聞いたそうですが、200万円くらい値段交渉できますと・・

しかも、もう1年半も売れていない物件であり、売れていないのを「売主さんのせい」にしていました。

なんとも情けない業者さんでした。

 

ちなみに、この会社はホームページも何も無く、営業活動もしているのかしていないのか、全くわからないような業者さんでした。

大方、こう行った年配者の不動産会社に依頼をする「依頼主さん」も、ご年配の方が多く、知り合いだからという理由だけで、その会社で不動産の売却活動を依頼したのでしょう。

 

このパターンであるのが、依頼主さんは代襲した相続人という場合もあり、親が仲良くしていた不動産屋だからという理由で、売りを任すのです。

 

これは誤った不動産の売り方であり、その業者さんが「ちゃんとした業者であれば」いいのですが、今回の事例は明らかに、ちゃんとした仕事をしているとは、お世辞にも言えないので、結果として1年以上も売れない状態が続いているのです。

ポイント1:まとめ

親が知り合いだからという単純な理由で、ホームページも自社で持っていないような、ちゃんとしていない不動産会社に売却依頼をしたいた場合、他の不動産屋は「どのような仕事ぶり」なのかを調べてみることをお勧めします。

 

合わせて読みたい:オンラインを使って、不動産業界デジタル化の方法

 

集合時間に遅れてくる営業マン:ポイント2

時は金なりとは言いますが、まず約束を守るというのは、人が真っ当な道で社会で生きて行くためには大切な事です。

 

隣地との境界立会で、「遅れて来て謝りもしない営業マン」

自社所有している土地を売却したのですが、買主さんは土地の上に新たに建物を新築して、一戸建てを建築する予定で話は進んでいました。

 

私は現所有者なので、当然に立ち会いに参加はしていましたが、買い側の仲介業者の営業マンは、時間になっても一向に現れず、ついには境界確定図を作る「土地家屋調査士」の方が、先に始めましょうという事で、お隣さん同士が集まり、自分の敷地について改めて確認をしました。

 

20分ほど遅刻して営業マン現れた時は、もう作業も終盤に差し掛かっていました。

まるでついさっきまで自分はそこにいた!と主張するかのように、スーッと場に馴染んだような素振りで、お客さんの横にスタンバイしていました。

そして、、何も発することなく、土地家屋調査士および、売主である私が、買主さんに説明をして、その隣で無言で直立不動で営業マンは立っていました。

 

話は進んで契約に進んでも、営業マンは「契約書の文言を読み間違えたり」前もって説明がいる契約時の持ち物についても、ちゃんと買主さんに伝えていないこともわかりました。

この時は心底、「こういう営業マンに購入を依頼する売主さん!」営業マンがちゃんとしていなかったら、上司のフォローを仰いだ方がいいと!

 

結局、土地は売れていきましたが、新築建ててからも、相談事もまともにできない営業マンで良かったのかどうか….

 

ポイント2:まとめ

営業マンが身の程を知らない場合は、担当を変えてくださいとその会社に伝えることは、特に悪いわけではありません!

遠慮することなく、ちゃんとした担当に変えてもらいましょう。

 

警察沙汰になった詐欺営業マン:ポイント3

不動産業界に長くいると、色々な営業マンの人に出会って来ました。

1、仕事をサボって風○遊びをする営業マン

2、成績はいいが、遊び好きで遅刻の常習犯

3、何か怪しい動きをする営業マン

 

1と2に関しては、いけない事ではありますが、お客さんに嘘をついたり、騙そうと思っていたりするのではなく、仕事はちゃんとするのだけれども、少し社会的に抜けていると言った具合ですが、問題は「何か怪しい動きをする営業マン」です。

 

怪しい動きが出た場合、やっぱり怪しい!

怪しい動きをする営業マンは、実はどこか後ろめたさがあり、隠したいが一心で、心にもない嘘を真顔で平気で言います。

 

なぜこのようなことがわかるのかといえば、新卒から、2社目に働いていた不動産仲介会社で、営業マンの中から逮捕者が出たからです。

その営業マンは、羽振りが良く、よくキャバ○ラに行っていたし、コンパでは、お会計の時に自分の財布の中身を、こっそり見せつけて来たり、何かと「怪しさ」を醸し出していました。

しかし、営業成績はすこぶる良く、その会社のトップクラスの営業成績を上げていました。ですが、会社からは「怪しいスタッフ」として睨まれていた訳ですが、コソコソと矛盾するようなことを、繰り返していたのでしょう。

 

結果的には、その営業マンは、消えました。同じスタッフの人がいうには、お客さんからお金を抜いていたらしく、それがお客さんから会社の方にクレームが入り発覚して、そのまま刑務所にいってしまったようです。

私からすれば、面倒見もよく、仕事の相談にも乗ってもらったこともあるし、普段周りの人に接する反応も良かった方なのに残念でした。

他にも、手付金横領の上司や、収支シュミレーションの数字を書き換えて、結果が全く違うのに、書き換えた数字で誤魔化して契約していた営業マンもいました。

 

ポイント3:まとめ

売主、買主があって契約をするのを嫌がる場合、契約書が2通ある可能性があります。答えは簡単、契約書記載の売買代金が違う契約書で、どさくさに紛れて、価格が違う方の契約書にも印鑑をつく。

これは「ぬき」という仲介業者の手法で、1800万と、1880万の契約をさせて、80万をポッケに内々する。

こうあったとしても、仲介手数料はしっかり払うわけですから、これは詐○行為と言われても仕方がありません!

 

どんな不動産屋さんに依頼をするのか選択できる時代

 

基本的には、実需の大手営業マンは営業力がありません。売る力が弱すぎます。これには訳があり、大手の場合、広告宣伝費の枠が大きく、常にチラシ配りのバイトが、日夜チラシをポスティングし続けてくれます。

新聞の折り込み広告に、ネット広告、広告費に費用をかけれるだけあって、売り物件情報が多いのが大手の特徴です!

要は、看板と広告費の力を使って、売りから入る仲介活動を行っているということです。

 

逆に中小企業では大企業ほど広告宣伝費にお金を投入できません。

新卒から2番目の会社では、折り込み広告を入れてもらえず(今から14年前)手配りのポスティングで数字をあげてこいと言われていました。費用削減は当たり前です。夜中の1時2時までチラシを配らされてました。

その成果かもしれませんが、ノルマもあり、会社からは「死に物狂いで働け」と言われていました。

結果的に、営業成績は良くなるわけであります。

 

ローンは通ると言いなさい!

住宅ローンの話は複雑ですが、会社からは、「ローンは通る!」といっておいたらいいからと、指示を受けていました。

実際にローンが通らなくても、誠意を見せない会社に対して、個人的に立て替えてお金を払ったこともあります。2度ほど。

 

良いか!悪いか!直感でもわかる!

あれっ!ちょっとおかしいぞ!と思った場合は、「何かがおかしいのです」

おかしいのを、そのままにしておくと、後でとんでもない事にもなり兼ねません。

 

よく言われているのが、時間を守らない人間は、約束も守らないと!

これは、納期にも例えることが言え、打ち合わせの時間を守らない工事業社は、工期が遅れる傾向にあります。

 

これはちょっとダメだと思ったら、担当を変えてもらうか!

会社ごと変えてしまっても構いません。

 

執筆者:西 恭平(インスタはこちら)

オーディン都市開発代表

 

追伸:売却のご依頼が多くございます。来週も2件の契約があり、再来週も1件の契約が入っています。

また査定も少し混み気味ですので、一般的な買取査定は少々お時間をいただきます。

もし、少し急いでいるんだっていう場合は、お電話なりメールなりで、最初にお伝えください。当センターでは「お急ぎの方を優先させて頂いております」

最短41時間と30分で不動産を現金化したこともありますので、急いでいる方は、『いつまでに』についてもお答えいただきますと、お約束できる範囲をお伝えさせていただきます。

連絡先:0120ー16ー8553(担当の西まで)インスタはこちら



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