販売活動の参考に!中古住宅の購入者が気にしている条件トップ3
中古物件の購入者が気になる条件の立地、資産価値、売却価格は早期売却には欠かせないポイントです。
また、これらの条件トップ3に関連して質問されるリフォームや中古住宅の修繕に関する条件も事前に確認しておくと良いでしょう。
希望条件の金額で売却するためには、購入者の心理を理解して事前準備を進めることが大切です。
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立地の確認

中古住宅の購入者は、物件の立地を厳しい目で見ます。
それも、ある程度築年数が経過している物件に関しては特に厳しく、古い物件ほど住み心地や利便性におけるポイントを重視しています。
これは公共交通機関と自宅間のアクセス、周辺の公共施設や医療機関への距離、日用品や食品の買い物を行える店舗など、購入後の生活を見据えるための確認です。
物件そのものがどれだけ良いものであったとしても、中古住宅は立地条件が成約率に大きく影響するのです。
立地条件は売り手自らでもリサーチしておく事が大切です。
例えば価格交渉の際、もっと前で言うと価格設定の段階で必要な情報となります。
立地条件については販売時に変える事は不可能ではあるものの、相場や価格交渉のために知っておくことは欠かせません。
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資産価値について

住宅の購入を検討される方のほぼ全員が、販売価格はもちろん、購入後の資産価値について検討されます。
物件の資産価値は建物と土地が大きく関係しているものの、経済の動向や景気による影響が大きく、今後の資産価値の変化については予測が難しい傾向にあります。
都心と地方のような極端な例を除外すると、ほぼ地域差もありません。
購入後の資産価値の下がり方は、築年数の経過によって異なってきます。
目安として、新築から5年間の間は急激に価値が下落し、その後6年目から10年目は緩やかに下がっていきます。
11年目を超えるとさらに緩やかに下がる傾向になり、15年目以降はさほど資産価値は下がらなくなります。
そのため、購入者が選びたいのは資産価値が下落するリスクの少ない物件のため、築年数が5年以降、あるいは10年以降の物件を注目します。
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価格について

中古物件を購入される方は、売却価格を最も優先するといっても過言ではありません。
建築に必要となるコストや利益を上乗せした価格で販売される新築とは異なり、中古物件は、周辺の同等の物件を調査、比較されます。
その後、成約事例と照らし合わせて算出する方法がとられ、これを近隣事例比較法と言います。
中古物件の場合、新築のように利益が上乗せされている訳ではありませんので、しっかり相場にあった価格で販売される事が一般的です。
そのため、売り手が新居の資金に当てる等の目的で、希望価格を相場より高めに設定すると、買い手はつきづらくなります。
結果的に成約に時間がかかったり、あるいは決まらなかったりします。
また、物件の売買は数百万、数千万のやり取りになる場合が多いため、買い手は価格交渉を行ってくる事があります。
当然、買い手は安いのに越した事はなく、相場同等、あるいはそれ以下の価格で成約したいと考えます。
売り手が気にするべきポイントは、いかに販売価格が買い手に有利な設定なのかを示すことです。
また、同時に近隣の相場はどの程度の金額なのかを具体的な価格や情報を明示する事です。
どうしても売却してしまいたい場合、価格交渉に応じる事も時には必要ですが、買い手の指値に極力近づけすぎない事も大切です。
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リフォーム費用について

中古住宅を購入するとなると、その後にリフォームをする事を考えるものです。
しかし、補修工事が次々から必要となり、結局お金が足りずにそのままにしてしまう事になってしまうケースもあります。
中古住宅の場合はメンテナンス時期や建て替え時期が早くにやってきます。
当然中古住宅を購入しようと思う方はこの部分を考慮しての判断を下します。
そのため、概算であってもどれぐらいの期間でリフォームが必要になるのかを知っておくのも一つの方法です。
また、どういった箇所をリフォームすべきかを明確にしておけば、買い手が購入するかどうかの判断をしやすいです。
将来的のメンテナンス費用も考慮するからこそ、必要な情報を明確にする意味は大きいです。
土地の調査の重要性について
中古住宅を購入し、その後にリフォームをするとなると、私道を通行しなければ入っていく事ができない場合もあります。
リフォームを行うにあたって、私道を利用する同意を地権者に得ようとしても、得る事ができずに、計画通りに建て替えができずにトラブルに繋がる事もあるようです。
近隣周辺の環境が良く、値段も全く問題ないものの、思わぬ部分が原因となってしまう場合もあります。
中古住宅を購入するという事は、その土地の様々な特性についての理解が必要であり、事前に土地の調査をするのが一般的です。
土地についての調査をし、そして買い手に分かりやすく伝えられると、リフォームをする上での判断がしやすくなります。
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