こんにちは、不動産売却マスターの西です
未来は今の延長線上とは決して限りません!何かが流行り、流行して形が変わり、今の住宅の形にたまたま成っただけであり、遠い未来も今と同じ形の家が成り立っているとは限らないのです。
それは何故か?
何となく未来が近づいてきているのは薄々感じていると思いますが、今やAI生成は当たり前の時代となり、つい先日もイーロンマスクは、動けるロボットをお披露目しました。
また3Dプリンターハウスの分野では、既に家を建てる際に必要な役所の確認、『建築確認申請』が無事に通ったという事例も存在しています。
まだまだ3Dプリンターハウスは身近なものではありませんが、役所、、つまり国が建築確認申請を認めた!ということで話題になりましたが、今後もこう言った事例がたくさん増えてこれば、人々は「なんだ!そんなに安く家が建つなら考えてみようか!?」と、広がりを見せてくるのも時間の問題でしょう。
50平米550万円の3Dプリンターはオリコで資金調達が可能です。
つまりは、家が安く建てれる!そしてその家は3Dプリンターハウスだけども、融資による資金調達が可能になる!?
今後も、この融資の部分の金利や年数が伸びたりする時期が来て、裾の根を広げて増えていけば、『リノベーション』のように水面下で枝葉を伸ばしてきた2010年ごろ、誰もリノベーションのことを知らなかったけども、2013年に住宅ローンの中に、リノベーション費用やリフォーム費用などを、丸っと一括りに組み込めるようになり、資金調達ができるようになったおかげで普及し始めて、昨今2024年現在では、リノベーションは当たり前のように使用されている言葉であり、実際に、リノベーションを使用して『自分の好きな空間』にお住まいしている人も増えてきました。
これは、一昔前はリフォームする場合、現金かリフォームローンを使わないとリフォームができませんでしたので、ハードルが物凄く高かったのですが、それが住宅ローンの中に組み込むことができるようになると、一気にハードルが下がりました。
例1;リフォームローンと、リフォーム一体型住宅ローンの違い(物件2000万円、金利0.575、年数35年)(リノベーション800万円、金利3、年数7年。)
物件だけの月々の支払い:52,582円+リノベーションの支払い105,706円 = 158,288円
リフォーム一体型の月々の支払い:73,615円
※差額が、84,673円。
経済産業省が掲げる空き家対策の論理として、リフォームのハードルを下げることで空き家を無くそうという名の下に、金融庁に圧力をかけて、銀行が住宅ローンの中に、リフォームやリノベーション費用を組み込める仕組みを作り、リノベーションという名が世に広がりました。
世の中、何が一気にひっくり返るかわかりません!また、リノベーションの普及と共に、それに乗じて儲けの手段として、リフォーム一体型を使う不動産屋が、破格な利益率でボロ儲けして、今はそれが落ち着き、今後はさらなる価格破壊で、リノベーション業界は様変わりしていきますが、この話はまたどこかで続きを書きたいと思います。
話は少しそれましたが、3Dプリンターハウスの普及の鍵は、資金調達であり、役所の申請を通っているから、次に政府が利権を使って、3Dプリンターハウスに資金調達自由化を進めれば、リノベーションのように、一気に人々に伝わり普及し始めることでしょう。
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3Dプリンターハウスはコストも安く、普及すると、一般的な住宅は売れなくなる?
3Dプリンターハウスは、建設コストが低く、迅速に建設できるという利点があります。これにより、特に低コストの住宅が求められる地域や、迅速な住宅供給が必要な状況での普及が期待されています。しかし、これが一般的な住宅市場全体にどのような影響を与えるかは、いくつかの要因によります。
1. **コストと品質のバランス**: 3Dプリンターハウスはコストが低いですが、品質やデザインの多様性が従来の建築方法と比較してどうかが重要です。高級住宅市場では、デザインや素材の選択肢が重要視されるため、3Dプリンターハウスがすぐに取って代わることは難しいかもしれません。
2. **規制と認可**: 3Dプリンターハウスが普及するためには、建築基準法や地域の規制に適合する必要があります。これらの規制が整備されるかどうかが、普及の鍵となります。
3. **消費者の受け入れ**: 新しい技術に対する消費者の受け入れも重要です。3Dプリンターハウスがどれだけの人々に受け入れられるかは、実際の居住体験や耐久性、メンテナンスのしやすさなどに依存します。
4. **市場の多様性**: 住宅市場は多様であり、すべての人が同じニーズを持っているわけではありません。3Dプリンターハウスが特定のニーズを満たす一方で、他のニーズには従来の住宅が適している場合もあります。
したがって、3Dプリンターハウスが普及したとしても、すぐに一般的な住宅が売れなくなるというわけではなく、むしろ市場の一部として共存する可能性が高いです。住宅市場は多様なニーズに応じて進化していくため、3Dプリンターハウスもその一部として役割を果たすでしょう。
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3Dプリンターハウスがコストを削減し、短い工期で建設できることは確かですが、一般的な住宅が売れなくなる可能性については、以下の点を考慮する必要があります。
## コストと工期の削減
記事によると、3Dプリンターハウスは独自の土を主な原料として使用し、短い工期と大幅なコストカットが可能です。2024年度中に約100㎡のモデルハウス(LDKやトイレ、バス、居室などを設けたもの)を建設する計画が進められていると述べられています.
## 普及の可能性
3Dプリンターハウスの技術が進歩し、コスト競争力が高まれば、特に都市部の賃貸住宅市場で人気を博する可能性があります。短い工期と低コストは、特に住宅需要が高く、建設資源が限られている地域で大きな利点となります。
## 一般的な住宅との競合
しかし、一般的な住宅が完全に売れなくなる可能性は低いと考えられます。以下の理由があります:
– **多様なニーズ**: 住宅需要は多様で、3Dプリンターハウスがすべてのニーズを満たすとは限りません。例えば、デザインの自由度、材料の選択肢、特定の機能や仕様など、伝統的な住宅が提供するものが必要なケースもあります。
– **規制と認可**: 3Dプリンターハウスはまだ新しい技術であり、各地域の建築規制や認可プロセスに適合する必要があります。認可プロセスが完了するまでには時間がかかる可能性があります。
– **市場のセグメント**: 3Dプリンターハウスは特定の市場セグメント(例:賃貸住宅、災害復興住宅など)で強みを発揮する可能性がありますが、他のセグメント(例:高級住宅、カスタム住宅など)では伝統的な方法が依然として優位性を維持するかもしれません。
## 結論
3Dプリンターハウスの普及は、特にコストと工期の面で大きな利点をもたらす可能性がありますが、一般的な住宅が完全に売れなくなることはないと考えられます。両者の共存が予想され、各技術が異なるニーズや市場セグメントに応じて利用されることが期待されます。
100平米の3Dプリンターハウスは、金額にして幾らぐらいの費用が掛かりますか?
3Dプリンターハウスの建設費用は、地域、使用する技術、材料、設計の複雑さ、労働コストなどによって大きく異なります。しかし、一般的な目安として、3Dプリンターハウスの建設費用は従来の建築方法よりも安価になることが多いです。
具体的な金額を挙げるのは難しいですが、いくつかの事例では、3Dプリンターハウスの建設費用が1平方メートルあたり数万円から十数万円程度になることがあります。これを100平方メートルの住宅に当てはめると、総額で数百万円から数千万円程度になる可能性があります。
ただし、これは非常に概算であり、実際の費用はプロジェクトの詳細によって大きく変わることがあります。具体的なプロジェクトについては、専門の建設会社や3Dプリンティング技術を提供する企業に問い合わせることをお勧めします。
100平米の3Dプリンターハウスの費用について、以下の情報から推測と具体的な例を基に説明します。
## 現在の価格トレンド
現在、3Dプリンターハウスの価格は急速に低下する傾向にあります。
### セレンディクスのモデル
セレンディクス社の「serendix50」は、50平米の1LDKで、価格は550万円です。水回り設備(キッチン、バス、トイレ)が完備されており、施工時間は44時間30分です.
### 将来的な予測
将来的には、100平米の住宅も大幅に安くなると予測されています。例えば、RFC Partnersの記事では、将来的には100平米の住宅が300万円までコストカットされる可能性が示されています.
## 具体的な費用推定
100平米の3Dプリンターハウスの具体的な費用については、以下のように推定できます。
– **セレンディクスのモデルを基に**: 「serendix50」が50平米で550万円である場合、100平米の住宅の費用は簡単に計算すると、1000万円以上になるかもしれません。しかし、技術の進化と量産効果により、実際の費用はこれより低くなる可能性が高い。
– **将来的な予測**: 上記のRFC Partnersの記事によると、将来的には100平米の住宅が300万円まで安くなる可能性があります.
## 結論
現時点で100平米の3Dプリンターハウスの正確な費用は明確ではありませんが、以下の範囲が考えられます:
– **現在の技術と価格基準**: 1000万円以上(ただし、技術の進化と量産効果により、実際の費用はこれより低くなる可能性が高い)。
– **将来的な予測**: 300万円程度までコストカットされる可能性がある.
これらの情報から、3Dプリンターハウスの技術が進化し、量産化が進むにつれて、費用が大幅に低下することが予想されます。
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