不動産の売却時期を左右する?部屋や建物の臭い対策

不動産の売却時期を左右する?部屋や建物の臭い対策

 

部屋や建物の臭いというのは、長年住んでいる人にとっては、それ自体が生活の一部にもなっていることもあり、気がつかないことが多いようです。臭いに慣れてしまうということなのかもしれません。

 

とはいえ、マンションや一戸建てなどの不動産を売却する際には、購入希望者の「内覧」というイベントがもれなく発生します。

その内覧イベントの時に、なんらかの「臭い」があるおかげで、購入物件の候補から外れてしまうとしたら、非常にもったいないように思われます。

 

ここでは簡単にできる、部屋や建物の臭い対策について紹介していきます。

 

部屋の換気

 

部屋の換気することは、臭い対策のひとつです。

窓を開けたり換気扇を回したりすることで、空気の入れ替えをして、部屋にこもった臭いを外に出します。

 

特にお風呂場は、カビの原因でもある湿気が溜まりやすくなるため、適度に換気をすることで、臭いの防止につながります。

 

新聞紙

 

トマトと並んで回文の定番にもなっている新聞紙ですが、臭い対策にも役立ちます。

例えば、下駄箱の底に新聞紙を敷いてから、その上に靴を置くことで、消臭や湿気の対策になります。靴の中に丸めて入れておくのも効果的です。

 

それから調理した後の魚のアラや骨は、水をしっかり切ってから、新聞紙にくるんで捨てるようにすることで、新聞紙が臭いを吸い取ってくれます。

あまりにも臭いが気になるようなら、除菌スプレーや消臭スプレーと併用すると良いかもしれません。

 

煙草の臭いを取る

 

喫煙者が住んでいる場合には、部屋に染み付いた煙草の臭いを取ることで、清潔な印象に変わります。

 

壁や家具の場合、家庭用洗剤を薄めたものを噴き付けてから、水で堅く絞った雑巾で拭き取るようにします。壁やクロスの材質によっては、できないものもあるため、始める前に目立たないところで試すようにしましょう。

 

煙草の臭いを取るには、エアコンの清掃も効果的です。市販のエアコン用の洗剤を噴射するだけで臭いを取り除く効果があります。臭いだけでなく、エアコンの動作も向上するため、冷暖房の効き具合がアップします。

 

清掃後は、お香やアロマキャンドルや芳香剤を置くことで、煙草の臭いが緩和されるかもしれません。空気清浄機を使うのも効果的です。

それでも臭いが気になるようであれば、コストはかかりますが、ハウスクリーニングや、壁紙の張替えという方法もあります。

 

ペットの臭いの対策

 

ペットの臭いというのも、内覧した人が気になる臭いのひとつです。

常にペットが使用している布製品に関しては、一旦漂白剤に漬けてから、洗濯するようにします。それでも臭いが取れない場合には、新しいものに交換します。

 

その他には空気清浄機ではなく「脱臭機」を導入したり、こまめに換気をすることがあげられます。

あまりにも臭いが取れない場合には、一度ハウスクリーニングをしてみるのも良いかもしれません。

 

カビの対策

 

カビも部屋の臭いの原因となります。

カビは、22℃から25℃の室温があり、60%以上の湿度があるところに発生しやすいと言われています。

 

カビの対策には、まず換気と清掃です。

ホコリとカビがセットになっているケースもあるため、しっかりとホコリを取り除くようにします。

 

お風呂場のゴムパッキンや、タイルの目地などの、カビが目立つような箇所には、市販のカビ用洗剤を使用します。

壁などの場合は、ティッシュペーパーにカビ用洗剤を染み込ませて貼り付けておくと、洗剤が下に流れるのを防ぐことができます。

注意点として、カビ用洗剤を使うときは、必ず換気をするようにしてください。

 

それから空気清浄機を使用するのもカビ対策につながります。

家電量販店やネット通販サイトで、比較的リーズナブルなタイプが販売されているため、購入しやすくなっています。

ポイントはフィルターを定期的に交換することです。

 

脱臭機の使用

 

ペットの臭いのところでも触れましたが、脱臭機による臭い対策もあります。

空気清浄機と似ていますが、空気清浄機は「ホコリ」や「花粉」などに対するフィルターと、臭いに対するフィルターが搭載されており、フィルターは基本的に活性炭などを含んだペーパーフィルターとなっています。

 

一方、脱臭機は、酸化触媒コーティングを施した金属製のフィルターによって、臭いの元となる成分を分解しています。そのため、フィルターを1ヶ月に1回ほど水洗いをするだけで、10年ほど効果が持続すると言われています。

 

24時間稼働する必要があるため、部屋の広さはもちろんのこと、消費電力も考慮した上で、最適な機種を選ぶと良いでしょう。

 

まとめ

 

不動産の売却時期を左右する可能性のある、建物や部屋の臭いの対策は、まずはこまめな換気と清掃が基本となります。煙草の臭いに関しては空気清浄機、ペットの臭いに関しては脱臭機の導入を検討しても良いかもしれません。

 

あまりにも臭いが気になる場合には、売却前にハウスクリーニングや壁紙の張替えなどをしてみるのも物件のイメージアップにつながります。

長く住んだマンションや一戸建てを、不動産査定してみてはいかがですか?

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