ネット内覧の時代か?中古住宅の購入者8割が物件をスマホで検索

ネット内覧の時代か?中古住宅の購入者8割が物件をスマホで検索

 

携帯電話やスマートフォン、タブレットなど便利な端末の普及によって、住宅の購入を考える方の多くがネットから内覧や住宅情報の閲覧を行っています。

 

中古住宅を購入したいと考えている方の約8割がネットによる内覧を行っているとも言われていますが、今回はこの「ネット内覧」の長所と短所、必要性などについて考えていきたいと思います。

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ネット内覧の長所と短所

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マイホームの購入を考える場合、まずは新築にするか中古にするかで迷う方が多くみられます。予算などさまざまな事情を鑑みて中古住宅にしようと決めた時、まずほとんどの方が売り出し中の中古住宅の情報をインターネットから得ようとします。

 

ネット上にはさまざまな不動産会社が中古住宅の情報を掲載していますが、中には物件内部の写真をつなぎ合わせて擬似的に内覧ができるところや、物件内部を動画で確認できる内覧システムなどが存在します。

 

このネット内覧を利用すれば、実際に不動産会社に足を運ばなくても、ネットにアクセスするだけで簡単に中古物件の情報が手に入り、さらに内覧まで済ませてしまえます。物件の情報を文字や写真以外に細かく知りたい方や、内覧に行く時間がない時などにも活用できます。

 

ネット内覧は、写真だけでは分からない細かい部分まで正確に把握できるので、非常に効率的なシステムです。その一方で、実際の空気感や部屋の狭さ(広さ)が分かりにくいといった短所や、周辺環境・部屋からの実際の眺望なども分かりづらいため、ネット内覧だけで購入を決めるのは難しいかもしれません。

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直接内覧の重要性

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中古住宅の場合、写真や説明だけでは分かりづらい部分がたくさんあります。建物や設備が老朽化していたり、物件の周辺環境や雰囲気、前の持ち主がどのように物件を扱っていたかなど、ホームページには掲載されていない部分まで細かくチェックしなくてはなりません。

 

直接内覧をすることで、写真で見る以上に広い(狭い)といったサイズ感や部屋の居心地の良さなどの情報が得られます。写真で大きいように見えた部分が実は小さかったり、反対に小さいと思っていた照明が大きかったりと、実際の内見ならではの発見がたくさんあるはずです。

 

ネット内覧だけで済ませてしまうと、「こんなはずじゃなかった」と思う部分が後から出てくる可能性があります。ネット内覧であらかじめ複数の物件に目星をつけておき、後日直接内覧に訪れるのが確実です。

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物件をネット内覧可能にする際のポイント

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所有する物件を売りに出す際、ネット内覧を可能にすることで、買い手が見つかりやすいというメリットがあります。直接内覧に来られない方でも、空き時間を利用して物件を検索することはできますので、購入希望者をさらに募りやすくなります。

 

物件の内部を動画撮影したり、写真を連続で撮影して内覧用にする場合には、以下のようなポイントを意識してみてください。

 

①部屋を片付ける・整理整頓する

家具が配置された部屋は、インテリアや小物などは最小限に抑え、すっきりと整理整頓を行いましょう。きれいに片づけられている部屋は清潔感があり、内覧中の方に良い印象を与えます。

 

反対に、ホコリや汚れなどが目立つ場合、どんなに広くて新しい物件でも途端に購入意欲を失くさせてしまう可能性があります。家具や雑貨などが乱雑に置かれている部屋なども「汚い」と判断されやすいので注意が必要です。

 

②明るさを出す工夫を

築年数が古い物件や、日当たりがあまり良くない物件などは、購入者に「暗い」というネガティブな印象を持たれやすくなります。

 

そこで、カーテンを開けて日光を取り入れたり、壁紙を白色系の明るい色に替えるなどして、室内を明るく見せる工夫を取り入れてみてください。部屋が明るいと、「きれい」「住みやすそう」「快適」といった印象を与えることができます。部屋の照明をつけて明るく見せるのも一つの方法です。

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③周辺環境も映す

ロケーションが良い物件は、窓辺の写真や動画なども撮影して、アピールポイントにしても良いかもしれません。できればマンションの共有設備の写真なども併せて撮影して、マンション全体の価値や魅力をアピールします。

 

情報量が一つでも多ければ、「ネット内覧をしてよかった」「見てよかった」と内見者に満足感を与えられます。また、考慮する材料が多ければ多いほど、購入候補の物件に挙がりやすくなります。

 

まとめ

ネット内覧は空いた時間を使って手軽に検索・内覧ができる便利な機能ですが、直接内覧と併用して用いるのが理想的です。

 

物件を売る場合は、写真や文字だけで物件を紹介するだけでは情報量が限られてしまうため、ネット内覧が可能な不動産会社などと契約をして、物件の長所を存分に盛り込んだアピールを行いましょう。

 

購入希望者を一人でも多く募るためには、物件の内外に関する多くの情報を動画や写真の中に盛り込み、他の物件と差別化を図っていくことがポイントになります。

 

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