こんにちは、荒木です。
今回は、住宅ローンについて、基本的な仕組みをご紹介させて頂きます!
住宅の購入資金を金融機関から借りることを住宅ローンと言います。
お金を借りる際、金融機関には、借りた金額(元金)
とは別に利息を支払う必要があります。
毎月この元金と利息の合計金額を返済していくのが住宅ローンと言います。
金利の種類
金利は三つのタイプがあり、
固定金利は、返済期間中金利が変わらないタイプ
変動金利は、半年に1回、金利の見直しがあるタイプ
固定金利期間選択型は、選択した期間中の金利が固定される
というそれぞれの特徴があります。
次にそれぞれのメリットとデメリットを解説していきます。
固定金利
メリット
◆金利の変動がないので、精神的に安心できる
◆毎月の返済額が固定なので、返済計画が立てやすい
デメリット
◆金利が他のタイプに比べると高めに設定されている
変動金利
メリット
◆金利が他のタイプに比べると一番低めに設定されている
◆金利変動の可能性はあるが5年ルールと125%ルールがある
5年ルール
金利が上がっても、5年間は毎月の返済額は変わらない
125%ルール
返済額の上昇幅は、前回返済額の125%までに抑える
デメリット
◆金利が変動する可能性があるため、
総返済額が不透明で、先の見通しが立てにくい
◆半年に一度金利の見直しがある(元利均等返済方式の場合のみ)
◆未払利息が発生する可能性がある
固定金利期間選択型
メリット
◆固定期間が分かる為、計画に合わせた返済が可能
デメリット
◆固定期間があるので、終了後は金利タイプを選び直す必要がある
◆5年ルールと125%ルールは適用されない
住宅ローンの種類
大きく分けてローンの種類は3つあります。
公的機関が提供している公的融資、
民間の金融機関が提供している民間融資、
民間の金融機関と公的機関が共同で提供している
フラット35があります。
実際によく利用する、馴染みのある住宅ローンは、
民間融資で、メガバンクやネット銀行など多くの金融機関が提供しています。
また、ハウスメーカーや不動産会社と金融機関が提携して提供している商品を、
提携ローン、それ以外のものは非提携ローンと呼びます。
返済方法の種類
2種類の返済方法があり、
元利均等返済は、元金と利息の割合は変化してはいきますが、返済額が一定になります。
返済額が一定なので、安心があり、計画性も立てやすいので、選ばれる方が多いです。
元金均等返済は、一定の元金を払っていく返済方法で、
元金の残高に応じて利息が変わるため、毎月の返済額は少しずつ減っていきます。
元金の減りが早いので、元利均等返済よりも
住宅ローンの総返済額は少なくなるというメリットがありますが、
5年ルールや125%ルールなど適用できないので、注意が必要です。
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