不動産の売却活動は面接と同じ?「住宅履歴(書)」を作成するメリット

不動産の売却活動は面接と同じ?「住宅履歴(書)」を作成するメリット

 

就職の面接で「履歴書」や健康管理のための「健康診断書」、自家用車や社用車の「車検証」などが存在するように、家にも「住宅履歴書」という書面があります。

 

住宅履歴と聞くと、「不動産の売買に家の履歴書が必要なの?」と思う人もいるかもしれませんが、必ずしも必要というわけではなくおススメしたいという考え方です。

 

販売活動の役に立ったり内覧でセールスポイントになったりするので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

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住宅履歴のメリット

 

家を売りに出すと、内覧を希望する買い手が現れます。買い手は売りに出されている家のことを、いろいろな角度から事細かく確認しようとするのが普通です。

 

高いお金を出して不動産を購入するわけですから、細部にいたるまで「知りたい」と思うのは当然ですよね。そんななか、住宅履歴書の作成と保存が義務付けられている「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」の施行もあり、「家の履歴書を見せてほしい」という方が増えています。

 

家の履歴に関して口頭で答えるだけでも問題ありませんが、書面や写真、図、イラストなどで綺麗にまとめられている履歴書が準備されていると、それだけでも買い手に安心感や信頼感を与えることができるツールになるのです。

 

住宅履歴の必要項目

 

住まいの履歴書に必要な項目は、施工写真や図面、関係各種申請などの設計施工に関する情報、リフォーム・増改築・定期点検の記録、災害時の記録等の維持管理に関する情報です。

 

それ以外にも、買い手側の立場になって「お得」で「安心」できると感じてもらえる情報を記載するのもおススメです。

 

たとえば近隣にある小中学校や施設、国道などの情報、主婦層が気になるスーパーやデパート、ホームセンターなどの情報、交通網、病院、役所など公共の施設の記載もあるといいでしょう。

 

履歴書の作成は、今すぐ家を売りたいと考えている方だけでなく、将来的に家を売るかもしれないという方にも大変おススメです。

 

日本の家屋は、欧米に比べると新築から解体までの期間が短いといわれています。それは維持管理がおろそかになりやすいという点が一因である事が指摘されています。

 

履歴書には、必ずこうしなければならないという決まりはありません。家の事が詳しく分かり、効率良く管理できるような項目をいくつか設けていれば問題ありません。

 

そうすることで、修繕の必要がある箇所などをいち早く見つけることが可能で、長く大切に使い続ける事ができる秘訣に繋がります。

 

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不動産の売却に履歴書を!

 

家を売りたいと考えているが、実は我が家の事を良く知らないという方は、売却の前に履歴書をつくってみると自分でも気づけなかった点や全体像が見えてくるかもしれません。

 

口頭で説明するよりも、図面、写真、設計書、イラスト、グラフなどを用いた履歴書のほうが、相手に家のことを理解してもらうのには最適です。

 

何十年も前に建築した家や購入したマンションの場合、必要書類の紛失などで全てをそろえるのに時間がかかる場合があります。

 

そのためにも、家の売却を決めたら、まず自宅の履歴書をつくってみてはいかがでしょうか。

 

内覧でも役に立つ!

 

室内の清潔感や状態の良さ、ニオイや設備などは物質的なメリットになります。内覧で「買いたい」と思わせるには、精神的なメリットを感じさせることも重要なポイントです。

 

どのような条件であれば精神的なメリットを感じるか、ずばり「生活環境の良さ・便利さ」が大きな割合を占めます。

 

  • どんな人が近所に住んでいるか?
  • 生活に便利な施設はあるのか?
  • 町内の治安は問題ないか?
  • 電車やバスなど公共の移動手段は?
  • 学校までの距離は?
  • マンションであれば管理は行き届いているか?

 

など、生活しやすい環境であることが分かれば精神的なメリットを感じやすくなるもの。さらに好印象を与えるポイントが、生活に関する情報も履歴書に記しておきましょう。

 

駅やコンビニ、役場や学校、公園やスーパーなど、地域住人だからこそ把握している最寄りの生活情報を伝えることで具体的にイメージしやすくなるからです。

 

クオリティの高い履歴書は、

・内覧者に「この家に住んでみたい」と思わせる

・物質的なメリット・精神的なメリットを伝えてイメージしやすくさせる

これらの要素を考えらながら作成したいですね。

 

また、内覧の案内を業者任せにせず、売主本人から物件の魅力を伝えることも大切です。実際に住んでいる人の声は、とても参考になるからです。

 

内覧は一発勝負です。一度の内覧で、その物件のクオリティを判断されてしまいます。また、物件の印象一つで売値にも影響してくるので要注意です。

 

「このクオリティで、この値段は高い」と思われてしまえばスムーズな売却が難しくなります。内覧者が「この物件なら、この値段で買ってもいい」そう納得できる状態に仕上げておきましょう。

 

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