新年明けましておめでとう御座います。本年も「ご売却に際しての情報発信メディア」として、このブログをご活用頂ければと思います。
不動産売却マイスターの西恭平[不動産取引経験20年]
さて、年末年始にかけて、私たちはある売主様から、専任での売却についてご相談を受けておりました。
またその売主様は、仕事が早いF不動産販売(F工務店)に一般でのご売却依頼をされていて、やはり噂通り、F不動産販売の担当営業マンの態度が悪く、嘘ばかり並べてくるのを嫌がり、私たちに相談をされて来られたのです。
色々とお話をさせて頂き情報を整理して、ご提案を差し上げた上、私たちの方からもF不動産販売に説明を行いました。
結果としては、「鬼のような、嫌がらせの電話ラッシュ」を、私たちにも、売主様にもしていたようで、売主様奥様の方がついには着信拒否をされたようでした。
正直に言いまして、本当にひどい有様でしたので、大阪府庁の宅地建物取引協会にご相談をさせて頂きました。
ご相談はこちらから
高値で良いことばかり言いすぎた大手不動産会社の例
こちらも、昨年末辺りから別の大手不動産仲介会社に売却依頼をされたお客様ですが、その会社さんに不信感を抱かれていらっしゃるようで、こちら関西中古不動産売却センターにご相談がありました。
何やら、当初より「すぐに購入するお客さんがいる」と言っていたが、結局、お客さんを連れきたのは別の会社の人であり、その大手の不動産仲介会社からは、お客さんを連れてくるどころか、最初の出値も高くても売れると言いながら、全く売れる気配もなく、心配になって私たちのもとに連絡相談がありました。
つまるところ、ある時期までには売り切りたいとお考えでいらっしゃる売主様ですが、今の価格が高く、そんなに高くて大丈夫ですか?と大手の営業の方に伝えていたようです。
私たちが適正価格を過去の成約事例や、類似する物件から導きました
私たちが適正価格を算出しましたところ、200万円ほど相場よりも高いことがわかりました。
また、今の販売価格はチャレンジ価格であり、正直高いです。
売主様のご都合通りのスケジュールで販売活動を行うのであれば、今の価格よりも200万円は下げた形からスタートするのが良いのですが、それでも専任媒介欲しさに、大手の営業であっても嘘をついて、売却依頼をもらうものであるとも再認識しました。
しかし、これは仕方がありません。
会社というものは、数字を上げることで人物評価をしますので、成績を上げるための嘘も方便という形なのでしょうが、そんなことは売主様には関係のないことです。
時間と労力の無駄を生み出す不動産営業マンの嘘
結局機会損失が生まれます。求めていることを実行せずに、または求めていることではないことを進めるわけですから、売れなくて当然です。機会損失は、主に時間になります。
通常、不動産は売れにくいものであると思われていますが、実はそうではありません。
例えば、不動産買取であれば、「いつ、いくらで」売れるのか期日が明確になります。
これは相場価格よりも低い価格で売ることになるので、すぐに売れるということです。
しかしよくよく考えてみると、ほとんどの人は少しでも高く売りたいと思っています。そうなると決して相場の価格からスタートする人はいません。
相場よりも遥かに高い価格から販売をスタートするわけですから、相場の価格まで価格を調整しないと、売れにくに決まっています。
お客様がいるというのも嘘ではないけど、、
実際にはご紹介ができるお客様はいるのはいるけど、物件を見にくるレベルのものではく、探してはいるが、結局は高い値段では買いませんし、無理やり売ることもできません。
ですので、結論的には高く売りたい場合、例え物件を見たいというお客様がいたとしても、売れるとも限りませんし、実際に物件の当初の販売スタートのチャレンジ価格に靡くこともありません。
情報は正確に見分ける必要がありますので、分析したデータを見てご納得されてから、販売の委託先を選定された方が良いですね。
私たちはデータを分析して、お見せしております。
データは成約のデータになりますので、一般の方はあまり見ることがない資料になりますが、私たちはこちらをお持ちして、しっかりと販売スケジュールを立てて活動を開始します。
私たちに査定を依頼する場合は下記にご連絡ください。
0120ー16ー8553
担当の西までお繋ぎください。
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