注意:売れやすい時期、売れにくい時期がある不動産を、賢く売るための方法

こんにちは、不動産売却マイスターの西です。

いよいよ不動産シーズンの真っ只中ということで、年末までにお家を購入して引っ越しまで済ませたい組が、今活発に動き出しています。

関西中古不動産売却センターの別事業である。中古買ってリノベーション事業の方は、毎日メールや電話で物件のお問合せが多く、今月も7・8組のお客様はご契約に至るのではないでしょうか!?

さて、ここでお浚いですが、不動産には良く動く(売れる)シーズンと、動きが鈍い(買いたい人もあまり動きたがらない)時期があるのはご存じでしょうか?

この時期をターゲットとした期間売却は、狙って売り切るために最も必須であり、売りたい時期に合わせて、価格面まで調整することで、『最も高く、且つ狙った時期に売却』ができるのです。

原理については、次の段落で詳しくご説明していきましょう。

 

不動産の良く動く時期を知る

まずは、不動産がよく売れる時期について、知っておく必要があります。また、よく動く時期があるということは、動きが鈍い時期もあるということなので、計画的に不動産を売却するための知識として、まずは押さえておきましょう。

 

不動産がよく売れる時期

これは不動産シーズンとも言われておりますが、概ね8月のお盆の時期を超えたあたりから、暑気もだんだん緩和されてきて、9月に入ると外に出て活動がしやすくなってきます。

そして、正にこの9月から概ね12月の末あたりまでが不動産が売れやすい時期になります。正直に申しますと、9月に物件を見にいき出して、早ければ9月・10月辺りに物件が見つかり、そして契約を行う。

そして、12月に物件のお引き渡しを受けて、年内に引っ越しまで完了させてしまい、年末と、新しい年明けを、新しいお家で過ごすということになります。

これが、第一に不動産が動きやすい時期になります。

 

続いて、第二に不動産が動きやすい時期というと、2月の後半から3月、4月にかけてになります。想像通りだと思いますが、1月は寒すぎて人々の動きは悪くなります。

そして、2月も寒い時期ですが、4月の春先までにお引っ越しがしたい人達が、ようやく重たい腰を上げて、物件を探し出すのです。

こちらも概ねですが、4月の末までは活発に不動産が動きまして、そして不動産が動かない時期がやって来るのです。

 

不動産の動きが悪くなる時期

5月に入りますと、子供たちお楽しみのゴールデンウィークがやってきますが、不動産はちょうどゴールデンウィークを境に、一気に物件問い合わせが減ります。

まあー人々はお休みモードに突入していますし、新しい始まりの4月には物件お引き渡しを終えて、お引っ越しをされた方も多いですから、5月はすでに新生活を始められているということを考えますと、納得なのですが、、

1年12か月の中で、最も物件問い合わせの反響が少なくなるのが、5月と覚えておいても損はないと思います。

そして、6月7月は、徐々に物件のお問合せが回復してきて、8月の暑いお盆のシーズンは、5月に次いで2番目に物件が動かなくなります。

 

物件販売はスケジュールを狙って販売する

不動産が売りやすい時期、売れにくい時期に合わせて物件を販売するという方法を行うことで、最も高く、且つ狙ったスケジュール通りに物件を売ることができます。

しかし、これは100パーセントできるという意味合いではなく、時期を狙って販売を行った方が、うまくいく確率が上がるという意味合いでの話になります。

なぜなら、不動産というのは、どこまで行っても「売れるだろう」という「相場観」の中で、物件が売れていくからです。

ピンポイントに売れる!ってことは、それは業者による不動産買取での話になり、あなたのご想像する高い価格で売却をしたいというお考えとは、ほど遠くなります。

 

高い価格で売るためには

例えば、例をあげてお話をさせて頂くと、来年お3月末までに売り切って、次のお家に移り住みたいという場合は、来年から販売活動を開始した方が良いのか?

また、仮に今から販売活動を開始したとして、逆に売れてしまったら、すぐに次のお住まい場所を探さないといけないのか!?

色々と、問題はあると思います。

しかし、大方300件以上の物件を自分で買ってきて、またそれらを全部売り切ってきた私からすると、今から販売活動を行なった方が、高く売れる可能性は上がります。

 

理由:高く売るためには、ある程度の時間が必要です。逆に言えば、売る期間が短い(なんらかの理由があって、売らなければならない)場合は、安く手放すことになります。

また、今から販売活動を開始したとして、仮にもし売れた場合でも、お引き渡しに条件をつけることができるので、契約は行いますが、物件のお引き渡しは、来年の3月15日までと、条件付きで契約した場合は、それこそ計画が立てやすくなるので、次のお家を探す時間の確保も十分にできるのです。

 

【スケジュール】来年の3月15日に物件を引き渡す条件付き。過去の成約事例から物件が売れる相場としては、1900万円から2100万円が最も良く取引が行われている「価格相場ゾーン」だった場合。

10月:販売活動開始です。まずは高値を狙って、2480万円で販売活動を行います。お問い合わせ状況によって、反応があれば価格据え置き、市場での反応がなければ、2から3週間程度で価格を100万円なり、調整しても良さそうです。

11月:この段階では、2380万円〜2280万円の調整が必要です。この辺りで市場の反応が取れると、売れる可能性はアップします。また、仮に、2380万円なり、価格を据え置きした場合、逆に売れるチャンスを逃す可能性もできています。なぜなら、大抵の取引は、売れるゾーンでのお取引になるので、売れるゾーンからすれば、280万円も高いわけですから、買いたいと手を挙げる人も少なくなります。また、不動産が動くシーズンなので、チャンスタイム中に決めてしまって、契約まで済ませておくことで、後でバタバタすることも無くなります。

12月:この段階では、2280万円〜2180万円あたりで調整していく方が良いです。どちらかと言えば、2180万円よりの調整の方が、どのみち価格の交渉も入りますし、よく売れているゾーンにも近い位置にいますので、チャンスタイムということもあり、売れる可能せいが高いからです。

1月:この時期は、正直不動産はあまり売れにくいです。ですので、この段階までまだ売れていないとすると、概ね価格は2080万円または、1980万円辺りで価格の調整を行い、買いたい人を見つけて、申込みに近づけるようにしていきたい時期です。

2月:概ね1980万円あたりの価格で、不動産申し込みをもらいたい時期ですね。住宅ローンというのは約1ヶ月ほどの時間がかかりますので、2月契約で、3月決済の流れが組めます。また、ある程度の価格の交渉は入りますので、価格の交渉に対しての予防線も、営業マンの腕の見せ所でもあります。

3月:この流れ通りで進めていきますと、現実的に3月15日引き渡しに間に合うような形で、売主・買主が円満にお取引ができます。

 

売れる売れないなど細かな注意点

不動産が言う「〇〇万円で売れる」と言う謳い文句に騙されて、全く売れずに、結局、よく売れている相場のゾーンまで価格を落とすことになり、売るのに時間がかかってしまったというお話はよく聞くお話です。

また、相場よりも高い位置から、なかなか価格を下げないと言うのも売るための好機の逃しかねません。

仮に、上記の例を使いますが、最初の出値の2380万円をずーっと同じ価格で出し続けて、結局売れずに、価格を下げて、結果1900万円で売ってしまったとしましょう。

例えば、時期によっては買いたいと言うお客さんは、大体同じ地域で出ている物件を、ほとんど見て回ります。

同じような規模、同じような築年数のお家が、2180万円であったとしましょう。その物件の方が安いから、その物件に決めてしまうということも少なくはありません!仮に、2180万円から値段の交渉があり、結果2100万円でお取引が成立したとしたら、ずっと同じ価格を貫き通して、結果値段を下げ続けて、1900万円で売ってしまったというパターンと比べても、200万円も高く売れることになるのです。

総称

他にもまだまだ売るための方法論をお伝えしたいのですが、話が長くなりそうですので、今回は第一章として、別の機会にまたお話ができればと思います。

ですが、覚えておいて頂きたいのは、不動産には売りやすい時期と、売れにくい時期があると言うこと。

また、価格据えて沖のずっと同じ価格というのは返って、売る機会の好奇を逃す可能性があること。

これだけ抑えていただければ、あなたの不動産売却も成功することでしょう。

 

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