不動産を売るタイミングは「築年数」と「販売活動」が大きく関係している

不動産を売るタイミングは「築年数」と「販売活動」が大きく関係している

 

不動産を売るなら、できるだけ高く売りたいと思いますよね。売ることを決めたら、できるだけ早く売りたい、と思うのも当然です。自分自身が次に住む場所を確保している場合や、転勤などの引っ越しで早く売ってしまわなければいけない状況もあります。だけど、だからといって安くは売りたくない…という気持ちもあるので、なかなかバランスが難しいです。

 

できるだけ高く、そして早く売るためには、タイミングが重要です。急ぎで売らなくてもいいと思って、ゆっくりと構えていると、せっかくの不動産価値が下がってしまい、最終的には損をしてしまう可能性もあります。

 

不動産を売るタイミングとして大切な、築年数と販売活動についてお話しします。

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売却における築年数とは

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不動産の売却は、築年数が経過していない物件のほうが高く売れる、という仕組みになっています。誰だって、できるだけ新しい不動産を希望します。地域や状況によっては築年数が経過していても高い価値がつく場合もあるのですが、その可能性はとても少ないです。

 

不動産業を健全に発展させるためにある、公益財団法人不動産流通近代化センターというところには家の価格査定マニュアルが存在しています。その資料はポイント制で計算されているのですが、1年経つと+13.5、さらに1年ずつで1.5ポイントずつ減っていきます。そして0になるのは、築年数10年経った頃です。

 

この結果からもわかるように、築年数は10年経過してしまうと、建物の評価ポイントはゼロになる、ということです。その後はどんどんとマイナスのポイントがついていきます。中古の不動産に関しては、築10年以上を経過してしまうと、査定は土地のみになってしまう、と考えてください。

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できるだけ早く売ること

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売りたいと思っていても、まだいいかな…もう少ししたら売ろうかな…と思っていると、あっという間に時間ばかり過ぎていってしまいます。決断はできるだけ早めにしなくてはいけません。売ろうと思ったときが最大の売り時、といいます。売ろうと思ったけど、手続きや仲介してくれる不動産会社選びが面倒だから…といっている間に、どんどんと物件の価格は下がっていきます。

 

土地の値段には変動があるので、いずれ土地の値段が上がるという可能性ももちろんあるのですが、なかなかそれを予測するのは難しいですよね。できるだけ築年数が浅いうちにうるのが、売るタイミングとしては適切といえます。

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売却における販売活動とは

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販売活動というのは、不動産の売却をするためにおこなう、宣伝のようなものです。売りたいと思っていても、何にもアクションを起こさなければ買いたいという人も見つけることができません。

 

販売活動に流れとしては

売り出す価格を決める

内見が出来る準備

がまず先になります。

 

売り出す価格というのは、売主がどれぐらいを希望しているかというだけで決定できるものではありません。この価格で売りたいと思っている額があっても、不動産会社が査定する金額も踏まえて考える必要があります。査定価格というのは、いわゆる相場というものです。不動産会社によって開きはありますが、それほど大きな差はありません。

 

その金額よりも、もっと早く売りたいとなれば、少し安くして早く売ることを優先します。どうしても譲れない金額があれば、そのあたりは不動産会社と相談です。もちろん売り出す価格はあくまで売主の希望です。買いたいと思う人が出てきても、買主側から交渉されて割引をする場合もあります。

 

価格が決まったら、内見の準備も必要です。買いたいと希望する人が実際に内見しに来るので、そのための準備です。ちゃんと掃除をしているか、そして最近ではホームステイジングなどで好印象を与えられるような工夫もすることがあります。

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販売活動の色々

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販売活動にはいろいろなものがあるのですが、まず行うのは、指定流通機構への登録です。指定流通機構というのは、宅地建物取引業法に基づいて、国土交通大臣が指定している不動産流通機構のことをいいます。物件情報を不動産会社同士でやり取りするためのネットワークシステム、通称レインズと呼ばれるものを運営しています。指定流通機構に登録をすることで、売りたい物件の情報を広く伝えることができます。

 

さらにやらなくてはいけないのが、広告ですね。今は主にインターネットとなっていますが新聞の折り込みチラシや、DMなども広告です。

 

そして最後に、内見と似ていますが少し違うのが、オープンハウスです。誰でも気軽に見られる状態になっているので、ちょっと興味があるから見てみよう…という人を集めることができます。そこから購入希望者に変わっていく可能性もあります。

 

販売活動は積極的におこなうことで、より早く購入希望者を見つけることができ、より早く売却まで進んでいくでしょう。

 

築年数はできるだけ浅いうちに、基準となるのは築10年です。そして早く売るためには販売活動も必要です。この2つを大切に、売るタイミングを見定めることができれば、高く早く売ることができそうです。

 

まずは行動に移すこと、不動産会社で査定をしてもらいませんか?

 

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