任意売却の基本は「住宅ローンが返済できなくなっても慌てない」こと

住宅ローンを返済できなくなる理由は人それぞれです。リストラやボーナスカット、家計の問題や離婚など、いろいろな原因で住宅ローンの支払いが難しくなるケースがあります。

今や、任意売却を通り越して自己破産する人も増えています。毎月の返済額は決して安くはありません。返済期間も30年以上と長期にわたります。

マイホームを購入したときは家計が安定していても、5年後、10年後、何かしらの理由で収入が減ってしまい、返済が困難になるのは珍しい話ではありません。

では、住宅ローンの返済が難しくなったとき、どのように対処すべきでしょうか。そのときの行動で、結果が大きく変わると言っても大げさではありません。

焦らず慌てず対処する

住宅ローンの返済が難しくなると、誰しも慌ててしまうでしょう。恥ずかしいことではありません。自然の反応です。しかし、慌てて間違った対処をとるのは好ましくありません。

トラブルを解決するためには、正しい判断が求められます。正しい判断とは、効果的な対処法を選択するということ。まずは、落ち着いて冷静に考えましょう。

慌てても仕方がない、そう思うことが重要です。しかし、これは諦めるという意味ではありません。慌てて間違った対処法を行い、その後の生活に悪い影響を与えるよりは、冷静に考えてから行動するほうが得策なのです。

「なんだ、そんなことか…」、とお思いになるかもしれませんが、いざそのときになれば誰しも慌ててしまいます。決して慌てず、冷静に判断することが重要です。

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こんな対処は危険!

住宅ローンの返済が滞って督促状が届いたとき、慌てたとしても絶対やってはいけない間違った対処が新しい借金をつくって返済することです。

人は窮地に追い込まれると、思いもよらない行動をしてしまいます。住宅ローンの支払いが困難になったからといって、借金をして返済金を工面するのは得策ではありません。

かえって状況を悪化させるだけで、悪循環を生んでしまうでしょう。一時的な返済のためだけに、絶対に借金で返済してはいけません。翌月や翌々月、もっと苦しくなります。

サラ金や闇金から借金する

サラ金(消費者金融)の利息は年利15%以上。住宅ローンの金利が0.9~2%ほど。サラ金から借金して住宅ローンを一時的に返済しても、数ヵ月後にはパンクします。

住宅ローンが払えないのに、利息の高いサラ金の借金が今後返済できるわけがありません。断言できることは、借金が増えるだけで何の解決にもならないということ。

闇金には絶対に手を出してはいけません。取り返しのつかないことになってしまいます。親や兄弟、友人や知人からお金を借りてローンを返済するのも避けましょう。

毎月返済したら生活できない

家計を圧迫して住宅ローンを払い続けていると、ストレスや家庭環境の悪化につながります。今後の見通しをたてることが急務です。

借入先の金融機関に相談して、住宅ローン返済のリスケジュールや返済条件の変更を試みて、生活の負担を減らすようにしましょう。リスケジュールが断られたら、任意売却も検討しなくてはならないでしょう。

夜逃げするのはNG

競売を周囲の人に知られることを恐れて、住宅ローンの返済が困難になったら早々と引越しする人がいます。つまり、夜逃げです。

しかし、引っ越さなくても対処できる方法が残っている場合がほとんどです。まずは落ち着いて判断し、対処策を専門家に相談してみましょう。任意売却という解決策も残っています。

弁護士の言いなりになる

弁護士や司法書士は法律の専門家です。しかし、全ての弁護士や司法書士が住宅ローンの問題を得意としているわけではありません。

なかには、ほかの解決策を見つけずむやみに自己破産を提案するような弁護士もいます。弁護士に任せっきりにするのではなく、競売にかけられずに対処できる方法を検討しましょう。

優秀な弁護士や専門家であれば、おそらく任意売却を提案してくれるはずです。そうした親身になってくれる人と出会うことが大切ですね。

諦めて放置する

先が見えなくなると諦めたくなってきます。しかし、本当に打つ手はないのでしょうか。何もしないまま競売にかけられる前に対処できることはあります。

住宅ローンが払えない=競売でマイホームを手放すということではありません。住宅ローンを整理するための任意売却や返済計画を見直すリスケジュールなど対処法が残されている可能性があります。

住宅ローンが払えないからと諦めるのではなく、まずは住宅ローンの専門家に一度相談してみましょう。

住宅ローンを返済できなくなる理由は人それぞれです。いろいろな原因が膨らんで、住宅ローンの支払いが難しくなるケースがほとんです。

マイホームを購入したときは家計が安定していても、5年後、10年後、何かしらの理由で収入が減ってしまい、返済が困難になるのは珍しい話ではありません。

返済が難しくなったとき、どのような行動に出るかで結果が大きく変わってきます。くれぐれも間違った行動で対処しないように注意しましょう。

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