不動産を売却したくても買い手が見つからない場合の価格見直し

不動産を売却したくても買い手が見つからない場合の価格見直し

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売却をしたい不動産の買い手が見つからない場合、価格の見直しを視野に入れます。

売却できずに、時間ばかりが経過することは管理費や固定資産税の負担につながります。

一定の売却予定の期間を定めた後でも売却できない場合は再度、物件と周辺情報をリサーチしなおします。

価格見直しは、周辺物件の相場との兼ね合い、対象物件の築年数やリフォーム状況、売却の目標金額設定、売却プランによっても異なります。

売却の値下げの幅が大きければ必ず買い手が見つかるとも限らないため、慎重な判断が求められます。

 

 

期間の目安から見直しを検討する

 

不動産を売却するため販売活動を行う時、一般的に3ヶ月間という期間を目安に行われます。これは仲介役を担う不動産会社と、専任の媒介契約における有効期間が宅建業法第34条により定められているためです。

 

そのため、基本的に3ヶ月間を目安として成約を得られるために活動を行っていきます。

 

そこで、1ヶ月、2ヶ月と期間が経過したものの、成約につながる反応が全く見られない場合には価格の見直しを考えなければなりません。

 

具体的に反応が良くない例としては、ネット上のアクセス数が伸びなかったり、顧客からの問い合わせがなかったりする状況です。

 

この場合、相場に比べて価格が高く設定されている可能性があり、顧客が検討する物件から外していることも考慮し、価格の見直しを視野に入れる必要があります。

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価格を見直す前に考えておきたい事

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そこで、販売価格については最低の売却価格、相場の価格、希望の価格といったように、それぞれ別の条件における価格を算出しておくと見直しやすいです。

いずれの価格で販売するかは、不動産の売却を手早く行いたいか、少しでも高く売りたいか、相応の価格で売りたいか、といった考えにより異なります。

 

短期間で成約を取らなければならない理由がなければ、気長に待ち、希望する価格で売却するのも一つの手段です。

 

しかし、例え気長に待ち希望する価格で買い手が見つかるまで待つにしても、相場より大幅に高い価格で販売に出しても売れる可能性は極めて低いです。

希望する価格から始め、売れなければ相場に設定し、最後に最低の価格で販売するような見直しが一般的な方法です。

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売値を自分で決めるべき理由とは

 

いざ不動産を売却する際には、業者に査定を依頼するのが一般的です。

しかし、査定額はあくまでも一つの目安であり、売値は自分で決めるのが一番です。

業者は不動産売買の専門家であるものの、最終的には自分が持つ不動産の周辺情報や固定資産税などの状況を把握した上での判断が望ましいです。

 

まずは地域の相場を把握しておくのが良いでしょう。

似た不動産の売却価格をインターネットで調べ、築年数や状態によってどれぐらい価格が下落しているかを確認しておいて下さい。

 

そして、いち早く不動産を売却したいのか、あるいは時間がかかっても高く売却したいかも明確にすべきです。

不動産による売却では買い手の提示金額が数百万円以上の差が出る場合もあります。

 

駐車場が完備され、徒歩圏内に主要施設が揃っているなどのプラス要素があれば、強気な売値であっても十分売却できる可能性があります。

売却する際、業者の意見は参考に程度に留め、自分で決めるのが基本です。

 

不動産を売却できない理由の見極め

 

一言でいえば、不動産が売却できないのは買手の立場になればよく分かります。

築年数が10年以上であれば、築年数に対しての価格が高いのが理由になります。

 

また、業者によって広告活動が十分に行われておらず、不動産を見てもらえていない可能性もあります。

インターネットサイトにその不動産が魅力的に見えていないのなら、すぐに改善を試みた方が良いでしょう。

外観やデザインを客観的に見てキレイかどうかも買手は気にする部分です。

また、内覧希望者がいないのなら、価格に見合っていないと判断されている可能性が高く、

これらの理由に当てはまる事があれば、価格の値下げを考えるのが無難です。

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売却の価格を見直す前にチェックするべき項目

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売却したい物件がうまく売却できない場合、価格以外の点にも注意をします。

まず、売却を依頼した不動産会社が対象物件をレインズに登録しているかどうかです。

レインズは、全国の不動産業者が売却の対象となっているマンションを情報共有するシステムで、登録されることにより売却される可能性が圧倒的に高くなります。

 

もし、レインズが登録されていない場合、売却を依頼している不動産会社に登録を依頼するか、他の不動産会社に売却依頼を変更するかを検討しましょう。

 

 

また、価格見直しをするときには、周囲の類似物件と比較して相場をチェックしてください。

周囲の物件よりも明らかに高いと、購入を検討されている方に比較されたとき売れ残るリスクが高くなります。

(金額を比較してほぼ同条件であれば十分に検討される可能性があります。)

 

購入希望者が魅力的と考える金額を設定するなど、客観的な情報を元に金額を見直すことで売却の可能性は格段と高くなります。

 

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