【物件に惚れ込むのは良くない?】一般媒介に拘って、2年も売れていない家!?

こんにちは、不動産売却マイスターの西です。

先日は、久しぶりに2年以上売れていないお家を発見しました!!

そのお家を知るきっかけとしては、弊社のスタッフがお客様と内見予定を入れていたのに、そのスタッフが当日風邪を引いてしまい、私が代わりの代打として、ご案内をさせて頂いた時に、「売れていない事実」を発見したのです。

 

売れないお家には理由がある!?

ご案内当日に、少し早めに内見するお家の前でお客様を待っていました。

少しすると、お客様がいらっしゃいましたので、インターホンを鳴らして、室内を見せてもらう流れになりました。

 

手際よく、室内を案内してくれる売主様

お家は綺麗に整頓されていれ、電気がついていなかったので何処か寂しい雰囲気を漂わせていました。売主様はお家を建てた当時のことをお話しされていらっしゃったのですが、何か拘りが強いイメージがしました。

本来は、売主様が室内を案内する流れをとっていただかなくても大丈夫なのです。また内見者様より質問があった際は、お答えいただきたいのですが、内見者様も見てみたい箇所があったりするので、どちらかといえば、自由に見せてあげた方が良いのです。

また電気は全部つけるべきなのです。少しでも明るく見せるというのも小さな心掛けですが、効果は大きいのです!

 

気になったのが、2階の洗面所とお風呂場を案内して頂いていた時にですが、ちょうどキッチンから洗面所の方に抜けられたり、廊下から洗面所に行けたりと、「導線」が海遊できるように間取りが作られているのは良いことなのですが、売主様からは、「妻がこの間取りが良いって言ったのに、今は妻がいないとか」ブツブツと呟いていました。

少し怒った風で言っていたので、「何も今それを言わなくても良いのでは!?」と思ったのですが、内見は続いて行きます。

お家の中を隅から隅まで、自慢するかのように語る売主様ですが、外回りを見に外に出た時ですら、一緒についてきて、こんなことを言い出しました。

 

売主様「隣地の方は、キチガイで、何度注意しても騒よる」と、、

また、目の前の公園を見て、「あの公園で遊ぶのもアホばっかりの貧乏人の子供や」などとも言っていました。

流石にこれ以上、売主様に話されてはマイナスしかないので、私の方からも、その騒いでいる方って子供ですか?などと聞いてみたり、子供は騒ぐものだと言って、場を和ませたりしたのですが、ほぼ後の祭りでした。。

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内見者様からの質疑で、いつから売りに出ているか調べると、、

内見された買主様からの質疑で、あの物件はいつから売りに出ていますか?という質疑を帰り間際に頂きました。

私の方で調べてみると、なんと最初の売り出しから、すでに2年は経過しているではありませんか!?

またあろう事か、一般媒介で6社からレインズで資料が出ていました。

 

高値値段でも一般にすれば売れるというとんだ勘違い

多分、最初2年前に一般で任せた会社は2社だったのだろう。

そこから売れなくて、価格を調整する(要、相場価格に近づけていく)のではなく、価格は据え置きで、売りますっっていう業者が現れるたびに、一般で横に業者を増やしていった方法ですね。

これは最もやってはいけない不動産の売り方です。特に、価格を調整せずに、業者の数を増やせば売れると思っている時点で、大きな間違いを起こしています。

それならば、価格を調整していれば、機会損失もなく最初の一般1社でも十分に売れていた事でしょう。

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どんなに業者の数を増やしても、売れないロジック

それはそうでしょう!なぜなら、価格はほとんどが相場価格で取引が纏まります。しかし、相場から大きくかけ離れた価格でもたまに取引が纏まりますが、半年とか1年とか価格を据え置きしていて売れた試しはまずあり得ません。

 

だけでも、これは2つの事柄が複雑に絡まっています。

1、不動産業者の営業マンが、べらぼうに高い価格でも売れると言い切り、お客さんもその価格を信じ込んでしまったパターン

2、そもそも相場度がえしで、売主さんが価格を決めて、ずっとその価格で販売し続けているパターン

上記の2つは、まず売れなくなる道のりを辿ります。

 

どう足掻いても、同じ価格でずっと2年も売れていないのだから、何かに問題があるに違いありません。

売主さんに黙っていてもらい、且つ価格を下げない限り、後1年経とうが2年経とうが売れなくて当然です。

大手だからとか、地元だからとか業者は全く関係ありません。要は高いから売れないのです。

 

だけど、このエリアではこのくらいで成約しているから、売主さんの家も、このくらいの価格で売れますよって根拠を示してお伝えしたとしても、多分この売主様には理解の範囲を超えているのでしょう。

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不動産売却で、営業マンに惑わされないためににも!

成約事例は最も根拠のある資料になります。

弊社では、成約事例をもとに相場価格を算出して、A Iによる分析でさらに売れる範囲の許容部分を見出した上で、チャレンジ価格といい、最も高い価格から販売活動を開始します。

また根拠に基づいて、もしくは販売までのスケジュールによって、価格の調整を行い、適切な期間で物件を売り切ります。

根拠のある査定を希望される場合は、0120ー16ー8553番までご連絡を頂くか、

こちらのフォームよりお問い合わせをお願い致します。



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