不動産の買取ってなんですか?通常の売却との違いとは?

不動産の買取ってなんですか?通常の売却との違いとは?

 

諸事情によって不動産を売却しなければならない時、どのような方法で売却をすればいいのか悩まれる方も多いのではないでしょうか。

 

一般的に、不動産の売却は不動産仲介業者に依頼をして購入希望者を募るのですが、それでは時間がかかってしまう可能性があります。仲介に入ってもらっても希望者が見つからない可能性もあるため、他の方法でもっとスピーディに売却ができれば理想的です。

 

そこで今回は、不動産の「仲介」のほかに利用できる「買取」という方法について詳しく見ていきたいと思います。

 

・不動産売却と買取について

不動産の売却は、不動産仲介会社に依頼をして売り出しの情報をサイトや広告に掲載してもらい、そこから購入希望者を募るのが一般的な方法です。これを「仲介」と呼びますが、この仲介以外にも「買取」と呼ばれる方法があります。

 

不動産買取は土地や物件などを専門とする買い取り会社に直接売却し、買い取ってもらう方法です。余計な広告活動を行う必要がなく、買い取り会社が直接の買い主となるため、購入希望者を探す手間が省けます。

 

具体的には、以下のような理由によって買取が行われます。

 

①手間をかけずに不動産を売却したい

②住みかえ、債務返済、相続問題、離婚などですぐに不動産を現金化しなければならない

③購入希望者による内覧の対応や、それに伴う面倒な手続きを省いて不動産を売却したい

④仲介を頼んでいたが、なかなか買い手が見つからない

⑤広告活動を省きたい(物件の販売を人に知られたくない)

⑥事業用・訳あり物件など買い手がつきにくい不動産を売却する場合

 

不動産買取は、すみやかに不動産を手放す必要がある方や、すぐに現金化したい時に便利な方法です。

 

・不動産買取によるメリット

不動産買取は具体的に以下のようなメリットが挙げられます。

 

①短期間で不動産が売れる

②資金繰りしやすくなる

③仲介手数料がかからない

④買い手を探す手間がかからない

 

仲介によって不動産を売る場合、購入希望者が現れなければ不動産は売り出し状態となります。数ヶ月程度で売れると言われていたはずが、中長期におよんだり、何年も売れないまま残ってしまう可能性もあります。

 

ここで買取を利用することで、買い取り業者に直接物件を販売できるので短期間で売却が済んでしまいます。

 

仲介の場合数ヶ月~数年以上かかるようなケースもみられますが、買取なら買い取り業者を決定した後は査定や見積もりにスムーズに入れます。早い場合、数週間から数ヶ月程度で現金化ができるので、時間を効率的に使えるメリットがあります。

 

次に、資金繰りがしやすくなるというのがメリットになります。住みかえや相続問題などが発生している時、とにかく早く不動産を現金化したいと思うのですが、現実にはそううまくはいきません。

 

しかし買取を利用すれば、買い取り業者さえ決定すればその後はスピーディに進むので、その後の資金繰りや予算決めなどがスムーズになります。

 

仲介手数料は不動産仲介業者への「成功報酬」として支払われるケースがほとんどで、金額としては成約価格×3%+6万円(税別)となり、不動産の価格に応じて手数料がかかります。

 

仲介の場合、仲介手数料を不動産会社に支払って広告活動などをしてもらいますが、買取の場合は仲介にかかる手数料は発生しません。

 

傾斜のある土地や崖の近くなど、一見居住用には向かない不動産でも、事業者用などとして使用できる場合は、買い取り業者が購入する可能性は十分にあります。

 

買い取り業者は居住用の物件以外にも、商業用や事業用などさまざまな分野の不動産を取り扱っていますので、仲介では買い手が見つかりにくかった場所でも、買取をしてもらえる確率が高いのです。

 

・買取は高く売れないって本当?

仲介と買取では、物件の売却価格にいくらか差がつく場合があります。成約スピードが早く、条件の良くない不動産でも買い取ってもらえる代わりに、仲介よりも売却価格が下がるのが一般的です。

 

仲介価格とは2割から3割程度差が出ると言われていますが、物件のコンディションや立地など、条件によって価格は変動します。

 

買取を利用して少しでも高く売る場合は、所有者自身が不動産の価値を把握し、希望をきちんと買い取り業者に伝える必要があります。安く不動産を買い叩くような業者ではなく、信頼性があり、可能な限り希望を聞いてくれるところに依頼すると良いでしょう。

 

・まとめ

仲介と買取で悩まれる方も少なくありませんが、不動産をスムーズに売却するうえでもっとも大切なのは、考えるだけでなく実際に行動に移してみることです。

 

所有している不動産について、買取と仲介のどちらが適しているのか、しっかりと比較していきましょう。買い取り業者と仲介業者の双方に問い合わせをして見積もりを取り、価格交渉を行ってみてください。

 

その際、こちらの希望を聞いてくれるかどうか、丁寧に説明から見積もりまでを進めてくれるかどうかなども慎重に見極め、納得のいく方法を選択することが大切です。

関連記事:不動産を売るなら仲介業者?直接買取業者?目的に合わせた業者の選び方

 

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