売れない土地を売れるように見直すポイントとは?

売れない土地を売れるように見直すポイントとは?

 

不動産売買において、売り出している土地がなかなか売れなくて困っているという声は多いです。都会ならばまだしも、地方の土地のように需要が少ない場所の場合、売りに出したところで買い手が見つからず、結果として延々と待ち続けるかたちになってしまいます。

 

土地の需要がないと、売り手としては一日も早く売れて欲しいと焦ってしまうのですが、買い手がいなければ売ることはできません。需要がない場合は土地の販売価格すらも下げざるを得ず、相場からかけ離れた破格で売りに出すこともあります。

 

そこで今回は、需要の少ない土地を売れるようにするためにできる事について考えていきたいと思います。

 

1、販売価格を見直す

 

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売れない土地を売れる土地にするために、まずできることは「販売価格の見直し」です。

 

そもそも土地が売れない理由として、そのエリアの相場よりも高く販売価格が設定されていたり、買い手にとって魅力に感じられない販売価格が設定されている可能性があります。

 

売り手はもちろん高く売却したいと考えるのですが、買い手にしてみればできるだけ安く購入したいのが本音です。そこで、土地の相場だけにとらわれず、買い手に合わせた販売額を考える必要があります。

 

不動産としての価値や、エリアごとの相場などもその時々に応じて変動します。相場が分からない場合は不動産会社に問い合わせをして、適宜販売価格を見直していく必要もあるでしょう。

 

相場よりも高く設定しても、ほとんどの土地は売れずに残ってしまいます。そこには買い手側の「安くなければ買わない」という意識が反映されているためで、反対に相場よりもいくらか下げることで、急に買い手が集まり始め、売却がスムーズに進む可能性があります。

 

土地の販売価格は、売り出しから一定期間を経た段階で見直しをかけて、その後も売れずに残るようであれば適時見直しを続けていきましょう。

 

・不動産会社を見直す

不動産会社と専任媒介契約を結んでいる場合、2週間に1回の割合で販売活動について報告を受けることが義務付けられています。

 

販売活動が適切に行われていれば問題はありませんが、なかなか売れずに土地が残り続けるようであれば、他の不動産会社に移るという方法も有効です。

 

売り主自らが買い手を見つける場合は別ですが、ほとんどの不動産売買では、不動産会社が売り手と買い手の間に入って仲介を行うのが一般的です。

 

売り主は、土地が迅速に売却できるように、最適な営業活動を実施してくれる不動産会社を選ぶ必要があります。

 

「大手だから」「有名だから」といって、必ずしもその不動産会社だけが正解とは限らないため、媒介契約を結ぶ不動産会社は慎重に見極めていく必要があります。

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・空き地も適切に管理する

なかなか売れないからといってそのまま土地を放置しておくと、土地の下見にやってきた買い手にとっては印象が悪くなり、売れ行きにも直結してしまいます。

 

雑草やゴミが目立つ土地や、殺風景な印象が強い土地などは魅力的ではなく、広告などを見て「購入したい」と思わせても、実際に下見に来た段階で購入意欲を削いでしまう可能性も。

 

遠方などの土地で管理がしきれない場合は、専門の業者に委託するなどして整地をするか、定期的に売り主自身が見に行くなどして管理をしなくてはなりません。

 

・売却手段を変更する

 

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一般的に考えて、土地などの不動産は高額な買い物です。そこを売るということは、買う側にとっても大きな決断であり、何らかの目的やメリットがなければ購入をしようとは思わないはずです。

 

そこで、なかなか買い手がつかない土地については、通常の売却手段ではなく、別の方法で売却をすることを視野に入れるようにします。

 

たとえば、その土地の隣人に買い取ってもらう、親戚や知人など身近な買い手を探す、その土地を必要としている人を直接探す、不動産会社に買取をお願いしてみる、破格の価格を付けてでも売却する・・・など、さまざまな方法があります。

 

売れずに土地が残ったままでは、固定資産税だけが課せられるため、売り主にとっては損でしかありません。

 

隣人に諸費用や諸経費を支払うなどして、工夫をして買い取ってもらうという方法などもありますので、一度売却手段や販売戦略を練り直してみることをおすすめします。

 

買取業者に買い取ってもらう場合、売れない土地には破格の値段が付けられる可能性があります。しかしそれでも買い取ってもらえるだけ損にはなりませんので、実利のある方法を柔軟に選択していきたいところです。

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・まとめ

いかがでしたか?買い取りが難しい土地などは、通常の販売方法では買い手がつきにくい可能性があるため、売り主自身が柔軟に対応していくことがポイントです。

 

「少しでも高く売ろう」という考えは一度横に置いておき、「早く売る」「確実に売る」といった現実的な部分を優先して、販売価格や販売戦略を練り直しながら、上手に見直しを行ってみてください。

 

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