某大手の新聞沙汰「囲い込み」も2025年1月の「囲い込み規制」でもう大丈夫!? 「囲い込み」防止の対策としての「ステータス管理」とは?

こんにちは、不動産売却マスターの西です

囲い込みとは、不動産を売却する際に結ぶ契約の種類によって発生する現象のことです。

一般媒介契約であれば、そもそもレインズに登録する義務もありませんし、売主に販売状況の報告をする義務すらありませんので、「囲い込み」には当たりませんが、専任(専属)媒介契約以上であれば、そもそもレインズに登録する義務を負いますので、登録していないのであれば宅建業法違反に該当しますし、例え登録を行なっていたとしても、拒否の事実が記載されている場合は、宅建業法65条1項の指示処分に該当いたします!

拒否の事実とは、レインズには登録はしたものの登録当初から、「書面による買付が入っている」や、そもそも「売主都合で一旦案内中止」なども該当するため、現在大手の不動産屋で多く見られるこれらの手法は、宅建業法違反に該当するのです。

また、レインズに登録すらしない業者も一部存在していますが、それらの業者はそもそも悪徳なので、こういった規制のおかげで、今後は悪いことをするとSNS等でバズったりするので、自然と消えていくと私は考えています。

レインズに登録はするが当初より「書面による申し込み」ありをつける某大手:S友不動産販売・Sキスイハウス・M地所ハウスネット

レインズには載せるが図面の登録のない業者:Tリバブル/ 中堅で言えば、仕事が早いF不動産販売(F工務店)

レインズにすら載せない業者については、スーモには物件を載せているが、レインズには物件が載っていないので、他社が案内ができない業者、書き出すとたくさん出てくるので、あえて割愛します。

※レインズ登録をチェックする。ステータス管理のやり方をこの後レクチャー致します。

スーモジャーナル「囲い込み」についての記事

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宅地や建物の(専属)専任媒介契約をしたら、レインズの「ステータス管理機能」を活用することで「囲い込みの被害」を防げる!!?

下記のPDF(ステータス管理機能)について、音声で聞く場合は下記の左端の矢印マークをクリックしてください。

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不動産取引の「囲い込み」おさらい

「囲い込み」とは、不動産仲介業者が、売却の仲介を依頼された物件を他社に紹介せずに、自社で買い主を見つけ、売却も購入も自社で成約させようとする行為を指します。

この行為は、売主や買主にとって不利益をもたらす可能性があります。例えば、売主は物件が早く売れないため値下げを余儀なくされることがあり、買主は購入希望の物件にたどり着けない可能性があります

規制方法

2025年1月から施行された規制では、以下の方法で「囲い込み」を防ぐことを目指しています。

物件情報の正確な登録: 不動産会社は、REINS(レインズ)に物件情報を登録する際、取引状況を正確に最新の状態で登録することが求められています

売主への情報提供: 売主に対して、取引状況を確認できる方法(例:登録証明書の提供)を周知することが義務付けられています。

違反に対する処分: 登録内容が実態と異なる場合、宅地建物取引業法の指示処分の対象となり、処分が科されることが明示されています。

この規制は、不動産取引の透明性を高め、公正な取引環境を実現することを目的としています。

ただし、規制の実効性については、現場での囲い込みがさらに巧妙になる可能性があるという懸念もあります。

ステータス管理機能を使えば、囲い込みの対策にもなります



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