売主が痛い目を見る根拠なき価格設定とは!? 2年売れない結果と、もう売れないかも・・・

こんにちは、不動産売却マスターの西です。

オーディン都市開発株式会社 代表取締役。合同会社zone 代表社員。ZONE INVESTMENT HOLDINGS ceo。不動産業界歴20年以上のベテランで、質問にも即時回答できる「歩く辞書」の異名を持つ。

 

なかなか、売れなかった物件も、最近売ることができまして、本当に有難いです。

実は、不動産というのは、価格がずーっと同じ据え置きの状態だと、もしその物件価格が相場よりも大きくかけ離れて高かった場合、物件はまず売れません!!

どれだけ、「私は高値でも売ってきます」という営業マンがいたとしても、ほんと奇跡でも起きない限りは、まず売れません。

関西中古不動産売却センターの中心人物である私が、言い切ってしまうと、大丈夫ってなるかも知れませんが、これは紛れもなく事実です。

 

高値で売り続けてても、売れない理由とは?

まず、不動産がまとまる原理というと、売り手がいて、買い手がいて、お互いがちょうど良い価格で納得した場合、取引は成立となり、物件は無事に売れるのです。

 

しかし、何方か一方が、高く売りたいとか、安く買いたいなどと言っている場合は、取引が纏まることはありません!

もし、その価格設定が、近隣で売れている類似物件から算出しておらず、また過去の成約事例も参照としていない場合は、かなり危険なことになります。

なぜなら、私たちのオフィスの近くで売りに出ている一戸建てですが、なんと、2年間売れていないのです。

 

また、なぜ売れていないのか調査をしてみると、売主さんが価格を決められていたということ!また価格は2年間全く変わっていないということ。

これでは売れる道理もありません。今後1年経とうが、2年経とうが売れることはないでしょう。

 

もっと悲惨なことを言うと、このまま世界的に不動産相場が下がってしまう可能性もありますから、もし仮に相場が下がったもんなら、今の価格よりもかなり、そうかなり価格を落とさないと売れなくなります。

今の販売価格が3980万円です。

相場としては、3200万円〜3380万円になります。

 

この売主さんが2年間の間に、3980万円から、少しずつ価格を刻んでいて、3680万円や3580万円などと言った価格の変更をおこなっておけば、高値圏で売れる可能性はあったことでしょう。

しかし、現実はもっと厳しいです。

 

もし仮に世界的に相場が下がってしまった場合は、リーマンショックの事例をもとにすると、住宅街では10パーセントから、30パーセント価格が下落したと言います。

つまりは、仮に20%下落したとして計算すると、2560万円〜2704万円でしか売れなくなってしまいます。

 

そうなると、そんなに安くなるなら、もう売らなくても良いとなりますが、その方にとって、そのお家はご結婚の時に購入したお家になるので、現在離婚をされてお一人でお住まいをされていらっしゃいますが、本当にそのお家でお住まいしていても良いのでしょうか?と疑問に思ってしまいます。

売り出し当初は、何かが嫌で売りに出したことでしょう。

もし、仮にこの2年間の間に、価格を変更しておけば、手取りで3300万円〜3500万円は可能だったと思います。

 

決断が大事!優柔不断はあなたを困惑させる。

3980万円で当初売りに出していた物件でも、その物件の相場が3200万円〜3380万円だった場合、本来のチャレンジ価格は、3680万円付近になりますが、3980万円と高額設定の場合は、最低でも1ヶ月おきに、50万円也を価格変更していた方が良かった。

 

今からの売り出し

3980万円 1ヶ月目(5月)

3930万円 2ヶ月目(6月)

3880万円 3ヶ月目(7月)

3830万円 4ヶ月目(8月)

3780万円 5ヶ月目(9月)

3730万円 6ヶ月目(10月)

3680万円 7ヶ月目(11月)

3630万円 8ヶ月目(12月)

上記の販売スケジュールを見たときに、12月の時点ではまだ相場の価格ではありません。つまりまだ物件が高い位置にいると言うことです。

 

相場の価格とは、よく取引されている価格と言い換えることもできますが、よく取引されている価格帯で取引が纏まるケースは高く、よく取引をされている価格帯になるので、損をして売っているわけでもなく、ちょうど良い価格で売ることができたという結果が得られます。

 

しかし、仮にですが、一般の売主様は、3630万円の次が、3580万円、、 段々と価格を下げていくことが嫌になってくる傾向がございます。

これは価格が高い位置からスタートしているので仕方がないのですが、そう言う時こそ、相場価格はいくらだったか?また、今は何ヶ月販売していて、相場価格まであと幾らぐらいの開きがあるのか?

この辺りを意識されてみるのも良いでしょう。

 

最後に、狙ったスケジュールで高値で売りたい人へ

不動産を売れにくいものとか、不動産は半年や1年くらい売れないとか、世間では色々と言われておりますが、実は不動産は3ヶ月で狙って売れます。

 

例えば、価格査定の際にでもこのような利き方をされたことはありますか?

『1ヶ月くらいで売りたいんだけど、どれくらいの価格になりますか?』

この解答の答えは、かなり安い価格になることでしょう。しかし、その安くなる価格で言えば、自信を持って早く売れると思いませんか?

 

この査定を最低3社に確認をすると、自分の家がすぐに売れる価格を算出できます。

次に、1ヶ月で売れると言われている価格に調整を加えると、3ヶ月で売れる価格帯が設定できます。

またこれを応用することで、最も高い価格から、売れる価格までの全てを知ることができるのです。

 

狙って不動産を売りたい人は他にいませんか?

高値を狙うためには、まずは正確な査定を行う必要があります。

まずは、無料査定フォームより、お問合せください。

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