居住している状態でも、マンションを高値で売却するためのコツ

居住している状態でも、マンションを高値で売却するためのコツ

 

マンションは、引っ越しをして空き家にした状態もしくは入居者がなく物件のみ所有している場合に売り出しをすることが多いのですが、売り主自身が入居したままで売却することも可能です。

 

物件内部をきれいに整理整頓し、退去した状態で売却をすれば次の買い手にとってはスムーズですが、売り主がすぐに退去ができないケースも多く、入居中のままやむなく売却せざるを得ない場合もあります。

 

そこで今回は、居住中のマンションを売却する際のメリットや、高値で売却するためのコツについて見ていきたいと思います。

 

・居住中のマンションを売却するメリット

 

1、清掃などをしてきれいな状態で売却ができる

物件は、空室にしておくことでホコリや汚れが溜まりやすくなり、さらに壁のひび割れや雨漏りなどの経年劣化のトラブルを見過ごしやすくなるというリスクがあります。しかし入居者がいれば内部の劣化に気づきやすく、次の買い手がつくまでに清掃や修繕が行き届きます。

 

マンションを売却する前は売り主が物件の内部を整えなくてはなりませんが、入居者がいれば内覧前に清掃などができますので、ベストな状態で購入希望者を見学に迎えることができます。

 

2、購入希望者がシミュレーションしやすくなる

入居者がいる状態で内覧を迎えると、購入希望者は実際の生活をシミュレーションしやすくなります。「実際に住んでみたらどうか?」という点について、入居者に住み心地を質問したり、その物件にしかないメリットを教えてもらうこともできます。

 

3、物件の瑕疵を事前に確認してもらえる

売り主は所有する物件の「瑕疵」について責任を持たなければなりません。特に建物や物件について隠れた瑕疵(欠陥)があれば、一定の期間内は補償の責任を負うことになります。

 

契約前であれば売り主は特に責任を負う必要はありませんので、購入希望者に後からクレームを入れられたり、瑕疵についてのトラブルを避けることができます。

 

・入居中の物件を高値で売却するポイント

 

1、室内は清潔に

どんなに新しい物件でも、汚くて散らかっているようなところは買い手が敬遠しますので、室内の状態は常に清潔に保ちましょう。特に水回りや玄関などの汚れやすい部分については、マイナスの印象を持たれないように念入りに掃除をしておくと良いでしょう。

 

床のホコリやチリなどはもちろんのこと、カーテンや壁についたシミなども可能な限り取り除くようにします。また、意外に見落としやすい押し入れや棚、靴箱などの狭い空間についても、目につく汚れなどはすべて取り除いておきましょう。

 

2、余計な家具や雑貨を置かない

入居中とはいえ、家具や雑貨などで乱雑に散らかった部屋は購入希望者にとってマイナスの印象となります。掃除をして清潔にしておくことはもちろんですが、余計な家具や雑貨類などを置いて雑然とさせないよう注意しましょう。

 

3、住まいのメリットを伝える

不動産物件にはそれぞれ長所があり、「騒音がない」「角部屋である」「日当たりが良い」「駅から近い」など、さまざまなメリットがあります。内覧に訪れる購入希望者は、物件ならではの特徴を把握したがっていますので、自分の住まいにしかないメリットを伝えるようにしましょう。

 

メリットが特に見当たらないというケースもまれにみられますが、それでも他のエリアにはない特徴が必ずあるはずです。「自然環境が良い」「周囲に事故物件が少ない」「都心にも郊外にも近い」など、内覧にやってきて良かったと思ってもらえるようなメリットが提供できれば理想的です。

 

・入居中の物件を売却する際の注意点

居住中のマンションを売却する際にはいくつかの注意点がありますので、確認しておきましょう。

 

1、生活感に注意

入居中の物件は、空室に比べて生活感があります。物の多い部屋などは実際の面積よりも家具などによって狭く感じられるので、生活感にプラスして閉塞感を与える場合も。

 

内覧の際はできるだけ空間を広く見せながら、生活感のないすっきりとした空間を演出したいところです。

 

2、退去に関する問題

売り主と買い主の間で発生しやすい問題として、退去にかかる期間や目安の問題があります。購入希望者が買い主として売買を決めたとしても、売り主が退去の時期を明確にしなければなりません。

 

引っ越しや退去に関する段取りについては、売り主と買い主の間で仲介をしてくれる不動産会社と相談のうえ、具体的なスケジュールを組み立てていく必要があります。

 

・まとめ

いかがでしたか?入居中のマンションなどを売却する場合、物件内部を内覧にふさわしい状態に整えることが先決ですが、売り主自身がいつ契約をしても良いように準備をしておくことも大切です。

 

購入希望者に対しては、物件に入居して良かったことや、地域の特徴、マンションにしかないメリットなどを伝えるようにしたいところです。

 

仲介をしてくれる不動産会社が購入希望者との間に入ってくれますので、事前に担当者と相談しながら物件の売り込みをかけていくと良いでしょう。

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