滞納の放置は危険!任意売却で住宅ローンを返済するメリット

滞納の放置は危険!任意売却で住宅ローンを返済するメリット

任意売却する理由は、悩みの種になっている住宅ローンの返済を解決するためです。つまり、早い段階で住宅ローンを整理して、生活を立て直すための方法が任意売却です。

では、競売ではなく、なぜ任意売却のほうが好ましいのでしょうか。それは、競売と任意売却では売却価格が圧倒的に違うからです。

競売の場合、落札価格が一般の市場価格よりも2~4割ほど低い価格設定になっています。安値で売られてしまえば住宅ローンが多く残ってしまいますよね。

残債を多くしないためには、安値で売るのは避けたいところです。売却後に残ったローンは返済していかなければなりませんから、少しでも高値で売れたほうが得策です。

その反面、不動産会社が積極的に売却活動を行う任意売却は、市場価格に近い価格で売れる可能性が高いため、売却後の住宅ローンを大幅に減少させることが可能となります。

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1円でも多く返済するために!

住宅ローンの返済が困難になり、競売でマイホームを処分された人のほとんどが「任意売却を知らなかった」と答えます。返済が滞って慌てると、どのように対処してよいか分からず競売で処分されるのを待っているケースが多いようです。

もし任意売却できることを知っていたなら、より多くの住宅ローンを減少できていたでしょう。競売にかけられて落札者がけってしてしまえば残念ながら手遅れです。

市場価格の2~4割の違いは小さいものではなく、金額にすると大きな差が生じます。任意売却なら1,000万円で売れるはずのマイホームが、競売で売却されたため600万円にしかならなかったなど、とても悔しい思いをするはずです。

住宅ローンの残債を一円でも多く減らすためには、ただ売られていくのを待つだけの競売ではなく、高値で売れる見込みのある任意売却を選ばなければなりません。

任意売却の流れ

督促状や催告書が届いて、債権者にリスケジュールをお願いしても同意が得られなかった場合、対処できる方法は限られてきます。

住宅ローンが払えずに、そのまま返済を放置しておけばマイホームが競売で処理されてしまうでしょう。競売を事前に防ぐための対処として任意売却が得策です。

任意売却は住宅ローンを整理する手段です。任意売却について正しく理解して、住宅ローンのトラブルを解決するためにベストな手段を選ぶ必要があります。

任意売却のステップは5段階です。債権者との交渉や必要書類の作成、土地や物件の売却活動など、いずれも専門的な知識やノウハウが必要になります。そのため、任意売却の専門家に依頼するのが一般的な方法と言えるでしょう。

金融機関との交渉

借入先の金融機関に任意売却の意向を伝え、土地や物件の販売査定価格を伝えます。

売却予定の不動産を査定する

不動産業者や土地・建物の鑑定士が評価額の査定を行い、販売価格を見積ります。

売却活動で買い手を見つける

インターネットや不動産広告、オープンハウスなどで売却活動を行います。仲介に強い不動産会社に依頼したほうが、より高値で売却できる可能性があるでしょう。

売却の契約と引越し

買い手が決まれば売買契約書を交わします。売却が完了すれば、あとは引越しです。

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競売の取り下げ

住宅ローンを滞納していた場合、競売にかけられている可能性が高いです。任意売却が完了すれば、競売を取り下げなければなりません。

任意売却で販売した後も住宅ローンが残った場合には、金融機関と相談して返済計画を組み立てることになりますが、今後の返済については慎重に話し合う必要があります。

任意売却を考えたほうがいい人

・住宅金融支援機構から「最終通告」が届いた
・債権者から「担保不動産競売開始決定通知」が届きいた
・債権者から「期限の利益の喪失通知」が届いた
・債権回収会社(サービサー)から「代位弁済通知」が届いた
・毎月の住宅ローンの返済が遅れて今後の返済にも困っている
・住宅ローンのほかに消費者金融への返済を滞納している
・売却査定を申し込んだが、「住宅ローンが残るので無理」と断られた
・不動産に仲介を頼んだけど買い手が見つからなくて困っている

任意売却の狙いは競売での安売りを防ぎ、少しでも高値で不動産を売却して一円でも多く住宅ローンを減らすことです。

いずれにしても、債権者からリスケジュールを断られたり、住宅ローンを支払えない状況が続いたり、今の状況が改善できない場合には早いタイミングで任意売却を検討したほうがいいでしょう。

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