不動産を高く売るためにハウスクリーニングは必要?

不動産を高く売るためにハウスクリーニングは必要?

 

不動産を売る時には、内覧で部屋に入った最初のイメージが大切です。

 

すでに内覧をする前に、間取りや交通機関(最寄り駅からの距離など)や売買価格の点での下調べは済んでいます。その上で内覧をするわけですから、掃除をしておくことで清潔な印象を持ってもらうのは重要なポイントです。

 

ここでは、不動産を高く売るためにハウスクリーニングが必要か?という疑問の答えを記していきます。

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物件のイメージアップ

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マンションなどの不動産を売る際には、現状引き渡しが基本です。そのため、綺麗な状態であれば、必ずしもハウスクリーニングを行う必要はありません。

 

ただし、物件のイメージアップのためには、売り手側が最低限の清掃はしておいたほうが良いでしょう。

 

清掃箇所ごとの注意点

清掃箇所それぞれに注意するポイントがあります。

 

★キッチン

シンクやコンロは磨いておきます。生ゴミなどの臭いはできる限り除去します。漂白剤を使うと良いでしょう。ただし、換気はしっかりと行ってください。

 

★洗面所・お風呂

水垢やカビ、鏡の曇りをしっかりと落としておきます。内覧時には濡れたままではなく、きちんと乾かした状態にしておきます。

 

★トイレ

トイレの臭いはもちろん、便器の黒ずみや黄ばみ、手洗いの水垢を取り除きます。床などのホコリも残さないようにします。

 

★窓ガラス

丁寧に拭き掃除をしておきましょう。サッシの溝はマイナスドライバーなどを使うと汚れが落としやすくなります。キズをつけないように注意してください。

 

★ベランダ

掃き掃除の後に、洗剤を撒いてから、デッキブラシなどを使ってこすり洗いをした後に水を流すと、苔なども落とすことができます。洗濯物は取り込んでおき、ゴミなどは処分しておきましょう。

 

★玄関

靴は下駄箱に入れ、傘は傘立てに入れます。三和土(たたき)は掃き掃除の後、水拭きをしておくと、より印象が良くなります。

 

★リビング(もしくはダイニング)

物は少なめにして、整理整頓を心がけて、床などにホコリが残らないようにします。

 

★寝室・子供部屋

ベッドの場合はそのままでも良いのですが、布団は押入れなどに収納しておきます。シーツなどの色が統一されていると良い印象を与えます。おもちゃの整理整頓もしておきましょう。

 

★収納場所

押し入れやクローゼットなどの収納場所は、中を見られても良い状態に整えておきましょう。

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ハウスクリーニングは必要?

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ハウスクリーニングの業者は、換気扇などを専用の洗剤を使って清掃します。そのため、かなりの油汚れでも落とすことができるのです。見落としやすいサッシ周りの汚れなども、丁寧に取り除いてくれます。

 

物件の状態によってはハウスクリーニングを依頼するのも、イメージアップにつながります。その場合は不動産会社と相談すると良いでしょう。

 

ハウスクリーニングをした方が良いケース

ハウスクリーニングをした方が良いケースもあります。

 

★ペットと住んでいた

ペットの中で代表的なのは犬や猫ですが、どうしてもペット特有の臭いが部屋についてしまいます。

 

★喫煙者が住んでいた

喫煙者は気にならないかもしれませんが、タバコの臭いやヤニの汚れは非喫煙者にとってはあまり良い印象を与えません。

 

★小さい子供が住んでいた

中には小さい子供特有の匂いを苦手とする人もいるためです。

 

★10年以上住んでいた

住んでいると慣れてしまい気にならない匂いも、特に初めて見学に来る人にとって好ましくない香りとなる可能性があります。

 

この4つのケースをそのままにしておきますと買い手がつきにくくなります。ハウスクリーニングはもちろんのこと、壁紙などを交換しておくと良いかもしれません。

 

ハウスクリーニングと売却価格

ハウスクリーニングをしたからといって、確実に売却価格が上がるというわけではありません。

 

ただし、ハウスクリーニングをした物件の方が、しない物件よりも印象は良いものとなるため、結果的に売却が早まるということも考えられます。

 

時間の経過とともに売買価格を値下げする可能性もありますので、結果的にハウスクリーニングを頼むよりも高くつく(損をする)こともあり得ます。

 

媒介契約を結んだ不動産会社と相談して、客観的な判断を聞いてみるのも、ひとつの方法です。

 

リフォームは最低限に

売却前にはハウスクリーニングの他に、リフォームをする場合もあります。ただし、リフォームをする際には、あくまでも最低限にとどめておきましょう。壁紙や電球を交換して新しいものにするくらいが丁度良いかもしれません。

 

例えばキッチンや洗面所などは、新たに使う人のサイズに合わせてリフォームをした方が、使い勝手が良くなるためです。

 

リフォームをすることを前提として、物件探しをしているパターンも考えられます。趣味嗜好の問題もありますし、リフォームはどうしても必要な箇所だけに行いましょう。

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まとめ

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ハウスクリーニングをすることで、直接売却価格への影響が出ることはほとんどないのですが、結果的に早めの売却となることで、売れなかった場合の値下げを防ぐことにもつながります。

ハウスクリーニングの相談もできる会社に、不動産査定してみてはいかがですか?

 

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