あなたは大丈夫?69.8%が「不動産会社の仲介手数料の仕組みを知らない」と回答

あなたは大丈夫?69.8%が「不動産会社の仲介手数料の仕組みを知らない」と回答

 

 

とあるアンケートで、「不動産会社の仲介手数料の仕組みを知らない」と回答した人が、なんと69.8%もいるという結果となりました。

 

69.8%ということはおよそ70%ですから、10人のうち7人ほどは「仲介手数料って、何?」ということになります。

 

ここでは、そんな不動産会社の仲介手数料について解説していきます。

 

仲介手数料

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仲介手数料は、不動産会社の売上の大半を占めています。

不動産会社は、マンションや土地などの不動産物件の売買を売主(物件を売りたい人)や買主(物件を買いたい人)から依頼されて、その取引が成立した段階で受け取れるのが仲介手数料です。

 

仲介手数料は、基本的には「成功報酬」なので、取引が成立しないと「タダ働き」になってしまいます。

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仲介手数料の金額の目安

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仲介手数料は、不動産会社が仲介する物件の売買価格によって上限が決められています。

大抵の場合、この上限金額が仲介手数料となるのですが、不動産会社によっては、仲介手数料が割引されたり無料になることもあります。

 

1.仲介手数料の計算式(売買価格200万円以下の場合)

仲介手数料の計算式は、売買価格200万円以下の場合、売買価格×5%+消費税にて算出されます。

例えば売買価格100万円の場合、100万円×5%+消費税(8%)=54000円となります。

売買価格200万円の場合、200万円×5%+消費税(8%)=108000円です。。

 

2.仲介手数料の計算式(売買価格200万1円から400万円以下の場合)

売買価格が200万1円から400万円以下の場合の仲介手数料の計算式は、まず200万円までの仲介手数料を「売買価格×5%」で計算して、その残りの金額を「売買価格×4%」で計算した後で両方の金額を足して算出します。

 

例えば売買価格300万円の場合、200万円×5%+100万円×4%+消費税(8%)=151200円となります。売買価格400万円なら、200万円×5%+200万円×4%+消費税(8%)=194400円です。

 

3.仲介手数料の計算式(売買価格400万1円以上の場合)

売買価格が400万1円以上の場合、簡易計算式が用いられます。

その計算式は、売買価格×3%+6万円+消費税(8%)です。

 

例えば売買価格が500万円の場合、500万円×3%+6万円+消費税(8%)=226800円です。

売買価格が1000万円の場合、1000万円×3%+6万円+消費税(8%)=388800円となります。

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賃貸物件の場合の仲介手数料

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マンションやアパートなどの賃貸物件の借主から、不動産会社が受け取る仲介手数料は、

1ヶ月分の家賃と同額となっています。

ところが国土交通省が定めた賃貸借契約では、「家賃1ヶ月分の金額の0.54%」となっているのです。

 

では何故、これまでは賃料1ヶ月分の仲介手数料となっていたのか?といいますと、「当該依頼者の承諾」があることを条件として、賃料1ヶ月分の仲介手数料を受け取ることができるという規定があるためです。

 

空き部屋よりも借主の方が多かった時代の名残もあって、そのままの慣習が継続されてきたのですが、それとは逆に、借り主よりも空き部屋の方が多くなってしまった都市部の不動産会社の中には、仲介手数料が半額(賃料の50%)となったり、無料となるところもあるそうです。

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仲介手数料が割引となるケース

基本的に不動産会社は、仲介手数料が入ることを見込んだ上で、物件のチラシや広告を作成して配布したり、情報誌や不動産サイトなどに物件情報を掲載する広告費用を支払っているので、本来ならば仲介手数料が割引になるのは難しい雰囲気があるのですが、不動産会社によっては、仲介手数料が割引となったり、無料になるケースもあります。

 

1.自社にて買主の仲介を行った場合、買主か売主の仲介手数料が無料になる。

2.自社にて買主の仲介を行った場合、買主と売主の仲介手数料が半額になる。

3.他社にて買主の仲介を行った場合、売主の仲介手数料が半額になる。

4.売主が個人で、買主が不動産会社の場合、売主の仲介手数料が無料になる。

5.売主が不動産会社で、買主が個人の場合、買主の仲介手数料が無料になる。

6.1社の不動産会社がともに個人の売主と買主と媒介契約を結んでいる場合、

売主と買主の仲介手数料が無料になる。

 

仲介手数料が無料となる2つの理由

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不動産会社の中には、それぞれの会社の経営努力によって、仲介手数料を無料としているところもあります。

 

1.広告費用を節約

マンションなどの物件の広告費用の内訳は、チラシや広告を印刷したり、ポスティングで配布したり、情報誌や不動産サイトに掲載するための費用が主なものです。

 

仲介手数料を無料にしている不動産会社の場合、無駄の多いチラシや広告の印刷やポスティングといった活動をやめて、インターネットの広告だけに絞って行うことで、経費を節約し、ユーザーにその分を還元しているのです。

 

2.お店を持たない不動産会社

お店を持たずに、インターネット上で大半の取引をすることで、経費を節約し、仲介手数料を無料としています。

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まとめ

仲介手数料は不動産会社の主な収入であり、基本的には成功報酬です。

お手持ちの土地やマンションを、不動産査定してみてはいかがですか?

 

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