新型コロナウィルスの影響で、飲食業界や観光業界が大打撃を受けていますね。
経営破綻となり廃業するところも多い中、
大阪市が運営しているホテルが、賃貸オフィスに転用されます。
どんな風に変わるのでしょうか?
大阪市所有のホテル
大阪市は、【WBFホテル&リゾーツ】を運営していて、
大阪市中央区の淀屋橋というオフィス街にも「ホテルWBF淀屋橋南」を所有していました。
4月に経営破綻していたのですが、今は不動産投資法人が建物を所有。
そして、そのホテル1棟すべてを賃貸オフィスに転用されたのです。
そのホテルは韓国との関係悪化とコロナの影響とダブルで影響を受けていたので、5月に閉館していたのです。
立地もオフィス街で駅から徒歩3分、地上9階建てで全54室の客室は、オフィス利用としても十分に対応できます。
インターネットも各部屋ごとにあり、コンシェルジュで受付係が常駐し、打ち合わせ場所やコピー機など共同で利用できるスペースも用意されています。
家具や照明もあらかじめセットされているので、初期費用も抑えられます。
サテライトオフィスが増える
今回、「ホテルWBF淀屋橋南」を賃貸オフィスに転用した不動産投資法人は、今後もこのようなサテライトオフィスを増やしていきます。
コロナで、テレワークを余儀なくされましたが、いざテレワークをしてみると、問題なく業務が出来るという企業も多いです。
そして、社内に人が減るのでオフィスを小規模にする。
コロナをきっかけに、テレワークという今の働き方が浸透してきたので、サテライトオフィスも増えていくでしょう。
特に海外からの渡航者が増えて、小型ホテルの建設ラッシュだったエリアは、厳しい時だと思います。
ホテルを開業する際に必要な法律が
「建築基準法」「旅館基準法」「消防法」
厳しい審査を経て開業しているので、
ホテルから賃貸オフィスへの移行は、スムーズです。(逆の場合は大変です)
ホテルを賃貸オフィスに。増えていくでしょうね。
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