査定を依頼する前でも不動産会社は無料で相談にのってくれますか?
はじめて不動産を売却する人は、不安に思うことも多いはず。「まず何から?」「必要な書類は?」「いくらで売れるの?」「専門用語が難しい」など、わからないことだらけで当然。
査定や仲介に関すること、売り出し価格の決め方や販売活動、引き渡しや売買契約書の注意事項など、不動産の取引では慎重な判断と正しい選択が必要になります。
そうした悩みや疑問がある場合、専門家に相談するのが手っ取り早い解決策です。しかし、優良な不動産会社ばかりとは限らず、悪質な業者もいるので注意しなければなりません。
とくに、不動産売買を悪用する詐欺師に引っかかると厄介なことになります。その点も気をつけながら、相談する不動産会社の選択は間違わないようにしたいですね。
査定前に無料で相談できる?
査定を申し込む前に疑問や悩みがあるとき、ある程度の内容であれば不動産会社に相談すると答えてくれます。相談だけで費用を請求されることもありません。
もし心配なら、相談する前に「相談料は無料ですか?」と尋ねてみましょう。もし有料の場合は相談しなくてOKです。ほかを探せば相談無料の不動産会社はたくさんあります。
また、査定についても無料です。不動産会社に支払う料金は、正式に仲介を依頼して売却が完了したあとの仲介手数料だけ。それ以外の費用は発生しないので覚えておきましょう。
- 相談・・・無料
- 簡易査定・・・無料
- 訪問査定・・・無料
- 物件の売却が完了・・・仲介手数料を支払う
インターネットの活用
わからないことがあって不動産会社に相談する以外にも、基本的な内容であればインターネットを活用して自分でチェックすることも可能です。
しかし、不動産売買の情報を扱うサイトは複数あり、そのなかには誤った情報を発信しているケースもあるので要注意。不動産会社が運営しているホームページで確認するのが好ましいです。
たとえば、次のような疑問はインターネットで検索すれば直ぐにチェックできます。
・売る前に準備するものが知りたい
・査定の方法が知りたい
・売る前に相場を知りたい
・売り出し価格の決め方が知りたい
・不動産を急いで売りたいとき(買取)の方法が知りたい
・住みながらマイホームを売りに出すことはできますか?
・近所の人に知られず売り出すことはできますか?
・内覧前に準備しておくことはありますか?
・どんな方法で販売するのか知りたい
・売却が完了するまでの流れを知りたい
・登記済証(権利証)を紛失した物件でも売れますか?
・売買契約書の注意点を知りたい
・共有名義の物件を売る場合の注意点が知りたい
・売却で必要になる費用を知りたい
・不動産を売却したあとの確定申告について知りたい
・買い替え(住み替え)でマイホームを売る場合の方法は?
・相続した不動産を売るタイミングは?
など、そのほかにも気になる疑問があればインターネットで検索してみてはいかがでしょうか。とはいえ、専門用語や慣れない言葉が出てくると理解に苦しむ場合もあると思います。
そんなときは、あらためて不動産会社に聞いてみたり質問したりして相談するといいかもしれません。ただし、くれぐれも“怪しい業者”に引っかからないように用心してくださいね。
不動産を売却するときの基本的な流れ
Step1 査定を申し込む
電話やインターネットから申し込み、大よその価格を確認できる「机上査定」と、実際に物件を見てもらって現実的な価格を算出する「訪問査定」の2種類があります。
査定価格は不動産会社によって異なるため、複数に査定を依頼するのがオススメです。それぞれ不動産会社の対応を比較することで、「どこに仲介を任せれば安心か?」も見極めやすくなります。
Step2 媒介契約を結ぶ
媒介契約とは、正式に不動産会社に仲介を依頼する手続きです。媒介契約書を交わして売り出し価格を決定し、不動産会社が販売活動をスタートします。
媒介契約は3種類(一般媒介、専任媒介、専属専任媒介)の方法があるので、それぞれのメリットを把握したうえで選ぶようにしましょう。
Step3 販売活動と営業報告
専任媒介、または専属専任媒介で契約を結ぶと、担当者が一週間ごとに営業報告書を提出します。内覧の申し込みや問い合わせ数、どんな方法で販売活動を行っているかなど、売却の経過や過程を売主がチェックするための販売報告です。
Step4 内覧の案内・価格交渉
内覧の申し込みがあれば物件を掃除したり手直ししたりして印象を良くするのもポイント。ほとんどの買い手が値下げを交渉するので、売り時を逃さないように商談を上手くまとめたいところですね。
Step5 売買契約書を交わす
買い手が見つかり、売却が決まると売主と購入者で売買契約書を交わします。重要な事項が多く記載されていますので、しっかりと見落とさずに確認しましょう。不明な点は必ず不動産会社に相談し、内容を理解したうえでサインしなければなりません。
Step6 所有権移転の登記・購入代金の支払い
不動産売買では、物件の引き渡し(所有権移転の登記)と購入代金の支払いを同時に行います。これを同時履行と言い、法務局で登記の手続きを開始した時点で購入代金が支払われるのが一般的です。
はじめて不動産を売却する人は、「まず何から?」「必要な書類は?」「いくらで売れるの?」「専門用語が難しい」など、不安に思うことも多いでしょう。
査定や仲介に関すること、売り出し価格の決め方や販売活動、引き渡しや売買契約書の注意事項など、不動産の取引では慎重な判断と正しい選択が必要になります。
そうした悩みや疑問がある場合、専門家に相談するのが手っ取り早い解決策です。そして、優良な不動産会社に出会うことが、不動産の売却を成功させる近道と言えますね。
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