仲介に適したマンションと買取に適したマンションのポイントとは

仲介に適したマンションと買取に適したマンションのポイントとは

 

 

マンションを売りたい時、仲介にするか、買取にするかで迷うこともあるかと思います。

仲介と買取には、それぞれ適したマンションがありますので、それぞれのポイントをご説明していきます。

 

・マンションの仲介と買取の違い

*仲介について

マンションの仲介による売却とは、不動産会社や仲介業者に依頼をして、買い手を探してもらって売却することです。

自分で買主を探すこともできますが、広い範囲でできるだけ良い条件で購入してくれる人を探すには、広告や宣伝などに自分の物件を載せる必要があるので、一般的に不動産会社を仲介して行うことになります。

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*買取について

マンションの買取は、不動産会社等に直接マンションを買い取ってもらうことです。

買取価格は市場価格の7割から8割と、安くなってしまいますが、確実に買い取ってもらえること、手数料がからないことなどのメリットもあります。

 

・仲介に適したマンションとは

*人気のあるマンション

買取よりも仲介で売却するのに適したマンションとは、ズバリ「人気のあるマンション」でしょう。

駅から近かったり、買い物できる場所や学校に近いことなど、立地条件が人気であること。

さらに、まだ建築してから年数がたっておらず、比較的きれいで新しいマンションであること。

エレベーターがあることや、管理人が常駐している、オートロックであるなどの設備に関しても、便利で人気の物件であることなどです。

 

人気のマンションなら、価格設定も高めにできますし、需要が高いのでそれほど待つことなく売却することができるでしょう。

新し目のマンションなら、リフォームやリノベーションなどの手を加える必要もなく、そのままで希望価格で売り出すことが可能です。(必ずしも希望価格で売れるとはかぎりませんのでご注意下さい。)

 

*すぐに売れなくても問題ないマンション

仲介の場合は、購入したい人とのマッチングがタイミングにより合わないこともあります。

一般的に3ヶ月ごとに購入者を募りますが、それでも見つからない場合はどんどん日数が過ぎていってしまうこともあります。

そのため、建物の経年劣化は進んでしまいますが、そういったことが問題にならないなら、時間をかけて希望の価格で売ることができる仲介のほうが適しています。

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・買取に適したマンションとは

*人気のないマンション

買取に適したマンションは、駅からの交通の便が悪かったり、立地条件が悪いマンション、また、建築してから年数が経ち、古くなってしまったマンションなどです。

 

新築当時は人気があっても、ほかに新しいマンションが次々と経ち、日当たりが悪くなってしまったり、商店街が寂れてしまっていると、買い物にも不便なので比較的安価で売り出すことになり、需要も少なく売れにくくなります。

安価とは言っても、仲介で売却する際にはそれなりの希望の価格があると思いますので、あまり下げられないでしょう。

 

また、古いマンションはエレベーターがついていなかったり、設備が最新のものでなかったりするので、付加価値が低めになってしまいます。

間取りも現在の生活に即しておらず、使いにくかったり、家電の置き場所などが限定されてしまったりします。

そのため、仲介で売却する場合には、間取りを変えるような大規模なリノベーションやリフォームをしないとなかなか売れないという危険性があります。

 

しかし、そういった工事には大きな金額がかかりますし、日数もかかってしまいます。

そのようなリスクを冒してまで売却するよりは、希望価格より下がっても確実に買い取ってくれる買取のほうが長い目で見てお得になると言えます。

 

*すぐにでも売りたい物件

マンションをすぐにでも現金にしたい人や、移住をしたい人にはいつ売れるかわからない仲介は向いていません。

買取ならば、買取価格などに折り合いがつけば、即時買取してもらえますし、すぐに現金を入手することができます。

また、物件の調査や書類の手配など、めんどうな手続きもすべて不動産会社にまかせることができるので、簡単に済ませることができます。

 

*訳あり物件、事故物件など

どんなにいいマンションであっても、事故や事件のあった物件は購入しにくいのが人間の心理でしょう。

事故物件を売却するには告知義務がありますし、マンションの場合は、集合住宅であることから、それらのマイナス点を伏せて売却することは難しいでしょう。

その分価格が極端に下がってしまいますし、価格を下げてもなかなか売れないというおそれもあります。

 

その場合、買取業者なら、多少価格は下がってしまいますが、そういった物件を専門に扱う業者もあるので確実に買い取ってもらうことができるでしょう。

購入する側にとっても、買取業者が間に入ってリフォームなどをしてくれれば、ワンクッション置くことになるので購入しやすくなると言えます。

 

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・買取保証付き仲介を利用する

買取保証付き仲介とは、仲介と買取の両方のいい面を取り入れた方法で、売主の希望価格で不動産会社に販売活動をしてもらい、一定期間内に仲介で売却できなかった場合、取り決めた金額で買い取ってもらうことです。

期間内に仲介で売却できた場合は、不動産会社に仲介料を支払う必要がありますが、不動産会社に買い取ってもらう場合は、仲介手数料は発生しません。

どちらを選ぶか迷った時には、両方を選択することもできるのです。

関連記事:不動産の売却に関する「不動産買取」と「不動産仲介」の違い

 

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