境界確定に未登記の建物登記!困難を乗り越えて無事に取引を終えることができました!有難うございました。

こんにちは、不動産売却歴20年「不動産売却マイスター」の西恭平です。

今年の3月にご契約をさせて頂きました枚方市の物件が、ようやく9月28日に無事にお取引をすることができました。

F様、お待たせしてしまい申し訳御座いませんでした。

今回、なぜこんなにご契約から、残代金お取引までに時間がかかったのかと言いますと、ご契約の際に買主様のご条件で、「境界確定」をして欲しいとお願いされたからになります。

また、今回のお取引対象の建物についても、昭和48年台の建物になりますが、未登記であり、建物を登記する必要もありました。

境界確定、未登記部分の建物登記を経て、無事にお取引に至ったということです。そして、その行われる時間がかかったことで、今回のようにかなりお時間がかかってしまったということです。

 

境界確定には、敷地の周りの方々の承認がいる。

境界確定というものは、お隣さんは一般的な方々であり、前面道路は役所になるので、民民、官民とすべての当事者が、現地立ち会い日に集まり、敷地について目視で確認し合います。

その時、隣地の方がすんなり敷地の境界線を示してくださったり、当該土地と隣地との境界線に疑義が生じない場合は、すぐに次の作業である。ご実印での捺印と、印鑑証明を取得してもらうことができますが、自分の敷地に執着があり、少しでも大きくしようと目論む方もいるので、全くもって油断ができないのが、立ち会い日になります。

幸い、今回の境界立ち会い日では、全員一致で敷地についての承認を得られましたので、あとは全ての方々にご実印で捺印をいただき、役所等に行って頂き、印鑑証明書を取得してきて頂かなけばなりません。

 

ご年配のご近所様が多い場合

この場合でも、正式にご実印での捺印と、印鑑証明が必要になります。また、今回の枚方の物件は、ご近所の方が大方80代でいらっしゃったので、立ち会いだけでもかなり時間はかかりましたが、それ以上に、ご捺印と印鑑証明が出揃うのにも、相当時間がかかりました。

この辺りは、土地家屋調査士の先生の配慮もあり、本当に助かりました!!

 

建物が未登記の場合の不動産取引について

建物が未登記物件の場合は、売主様サイドで建物を登記して頂いてからの取引になります。

また、この時に建物の大きさを正確に測る必要がありますので、土地家屋調査士の先生のお仕事でもあります。

建物が未登記の場合、まず法務局で取得できる。「建物図面・各階平面図・建物の登記簿謄本」が取得できません。

ですので、上記の書類を必要とする取引であり、建物をそのまま使用する場合は、登記関係を行う必要があります。

※建物が古家で取り壊し前提の場合は、わざわざ建物を登記する必要はありません。

 

今回の枚方のお取引では、建物の大きさが、わかっている範囲でも330平米あり、その他付属建物を合わせると、どれくらいの大きさになるのかわからない、、

建物というのは、例えば同一の敷地内に、納屋や倉庫といった付属の建物がある場合、登記するのかしないかの有無を問われます。

しかし、今回の物件はというと、まず敷地の面積だけでも400坪を超えており、建物も固定資産税・都市計画税の請求書に書かれた面積で330平米あったのですが、その後3階部分を増築して、また同一の敷地内にある倉庫や納屋といった建物も大きく、買主が融資で購入すること前提になりますので、建物全てにおいて正確に面積を測っておこうという流れになりました。

また、上記の手続きも、境界確定を行った上で、正確な敷地面積を算出してから出ないと、作業として進まないので、本当に苦労をしました。

結果的に、建物すべての面積は、500平米を超えていましたので、大きな敷地に大きな建物の不動産売買を成功させたといっても過言ではないようです。

 

専任媒介を頂くまで数々の業者さんとお会いされたそうですが、、

売主のF様は、私に会う前に、大手含めてかなりの業者さんにお会いされたようです。

しかし、結果的に私を選んでいただいたのは、人柄だそうです。

本当に嬉しい次第です。

そんなF様に、最後お客様アンケートを書いて頂きましたので、アップさせて頂きます。

F様、この度は本当に有難うございました。

一番始めご連絡をいただいたのが、昨年2021年の末ごろですので、ほぼ1年間くらいお付き合い頂きました。ご売却活動自体は、本当に早く2022年の1月半ば位から販売活動を開始して、3月には、本当にいいお値段でご契約いただけましたので、私も嬉しくて感動しました。

最後に、不動産取引は西さんにこれからもお任せしたいというお言葉をいただき、私としても本当にいいお仕事をさせて頂いたのだと、実感致しました。

F様、この度は本当に有難うございました。また、これからも引き続き宜しくお願致します。

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