不動産の相続と聞くと、
自分には縁のない話と考える人も多く、実際に相続した人はとてもラッキーだと考えるのですが、トラブルとなることも多いです。
相続した人が一人だけなら、ラッキーな話ですが、
相続人が複数いると、争族になるかもしれません。
どん対処してらいいのかお伝えしていきます。
不動産神話があなたにも
古い実家を相続したときにありがちなのが、
不動産 = 高額
何千万円もの不動産を相続したと考える人です。
- 「何千万で買ったと聞いている」
- 「広い土地だから」
- 「手を入れて建築した、素材もいいものを使っている」
これらのように、高額なはずの不動産だから、相続人で分けた場合でも、高いお金をもらえる。
他の相続人から
「不動産はあげるから、取り分を現金で欲しい」
なんて言われることもあるでしょう。
他の相続人が、親戚のおじさんやおばさん、なんて場合は、昔可愛がってもらった、遠方に住んでいる人だと、話合いも難航しますね。
不動産の相続を解決するには
不動産を相続して、数人で分ける場合にはどうしたらいいでしょうか?
遺書などがあれば、弁護士さんを通して解決に向かいますが、それでも不動産を相続したときは揉めることが多いです。
理由は、値段がわかりづらいからです。
不動産=高額 と考える人が多いので、取り分をお金で欲しいと考える人も高額をもらえると思うからです。
解決するためには、不動産の価格を査定してもらう必要があります。
【数社の不動産会社に査定してもらう】
買取業者と媒介業者とでは値段の差がでてきます。
- 時間がかかるけど、1円でも高く売りたい人は媒介業者
- 直ぐに現金化したい場合は、価格が下がるけど買取業者
さらに、
- 建物を壊す場合は、解体費用
- 媒介の場合は、仲介手数料
- 名義変更などの司法書士費用
- 値下がりした場合の事を考えて7~8割の値段を想定
これらの説明を行ったうえで、分割する金額を決めますが、実際に売却していないので、現金を渡すのが大変になります。
金額に納得されない人もいるでしょうし、その場合は、逆に査定をしてもらうか、逆に分割する金額をもらうほうになることです。
相続した古家を活用して大家業を行いたいと考える人もいますが、
その場合も、賃貸業に向いている場所なのかをきちんと調べたうえでないといけません。
不動産の活用の仕方も、その道のプロに相談しておこなうほうがいいでしょう。
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