不動産売却で、手付金や仲介手数料を払うタイミングはいつ?

16-12-81

不動産売却で、手付金や仲介手数料を払うタイミングはいつ?

 

不動産を無事に売却することになったとき、スムーズに話を進めていくためにも、流れをある程度把握しておかなくてはいけません。大抵の人は不動産を売却するのがはじめてですし、何度も売却と購入を繰り返しているという人がごくわずかだと思うので、売却の手続きをはじめてすることになるでしょう。

 

よくわからないから不動産業者さんに全部任せている…ということでは、しっかりと仕組みを知ることができないため、あまりおすすめできません。自分の不動産を売却するのですから、お任せではなくちゃんと自分で仕組みや流れを知っておきましょう。

 

もしも悪質な不動産業者だった場合、自分に不利なように進められてしまうかもしれません。

 

今回は不動産売却でいつ払うの?いつ受け取るの?という手付金や仲介手数料について、タイミングをご紹介します。

 

不動産の売買契約について

 

不動産を売りたいという人と、不動産を買いたいという人の条件が一致すると、やっと売買契約となります。不動産を売りたい側は、売ろうと決めてからいろいろな手続きがあります。不動産業者に不動産を査定してもらい、いくらで販売するかを決め、なかなか売れないと値下げも考え、さらに買いたいという人と交渉をしながら金額や設備、その他色々を決めていきます。条件で折り合いがついたらやっと契約ですね。

 

売りたい側だけではなく、買いたい側も大変です。理想通りの不動産を探して、なかなか見つからないときは探す期間が長期に渡ることもあります。その中で見つけた、いいなと思う不動産ですから、お互いに大変な道のりの結果、契約となります。

 

売買契約というのは、契約書を使って取り交わします。大きなやり取りですから、はいどうぞ、ありがとうございます、というだけでは済まない契約ですよね。実際に宅地建物取引業法でも、きちんと書面にして契約内容を記載して、宅地建物取引士の記名と押印が必要となっています。そのため、契約内容を記載している契約書はなくてはいけないものです。

 

手付金とは?

 

手付金は、契約を結ぶときに発生するお金です。買主が売主に対して、この物件を買います、というような意思を示すものと考えてください。金額として妥当なのは、購入する金額の1割程度といわれていますが、1割だと購入する金額が3000万円だと300万円となってしまいます。手付金の割合としては正しいかもしれませんが、実際にそれだけのお金を用意することが難しいといわれており、多くの場合は購入金額にかかわらず100万円となることが多いです。もちろん中にはもっと高額な家のやり取りになれば、それを購入する買主もある程度のお金を持っているため、もっと高い金額の手付金となることがありますが、金額はお互い納得できる額を…ということです。最近は不動産業者があらかじめ決めてしまっている場合も多いです。

 

手付金は、3種類にわけられています。解約手付、違約手付、証約手付です。買主は手付金を支払い、もしもその後に都合で契約を解除したいとなったとき、手付金を手放すことによって解除可能です。でも100万円支払っていた場合、その100万円は戻ってきません。解約手付と違約手付は似ていますが、違約手付というのは、どちらかに債務不履行があったときの違約金にもなります。

 

買主が契約を解除する場合は手付金を放棄するだけなのですが、もしも売主が契約を解除したいとなれば、売主は買主から受け取った手付金をそのまま返還、そしてさらに手付金と同額を支払う必要があります。倍返し、というものです。

 

仲介手数料とは?

 

仲介手数料というのは、不動産業者へと支払う必要があるお金です。不動産業者は売りたいという人と買いたいという人をつなぐ役目があります。そしてつなぐことで、仲介手数料を受け取って利益としています。売主は売るサポートをしてくれた不動産業者へ、買主は買うサポートをしてくれた不動産業者へ支払います。もしも売るサポートをしている不動産業者が買主を見つけると、どちらからも同じ不動産業者が仲介手数料を手にすることになっています。

 

仲介手数料の金額は不動産業者が決められるのですが、上限額はあります。取引額が400万円を超える場合、取引額の3%以内です。ただし金額区分ごとに計算が可能となっているため、200万円までの取引には5%、200万円から400万円の取引には4%、それ以上は3%となっているので、1000万円の取引であれば、200万円の5%で10万円、さらに400万円までの部分は200万あるので4%で8万円、それ以上の金額が600万円分あるので3%で18万円となります。上限額いっぱいまで仲介手数料が必要なら、トータルすると36万円の仲介手数料がかかります。

※こちらは、例となり、会社によっては変更される可能性がございます。

※仲介手数料には別途消費税が必要です。

 

手付金と仲介手数料を支払う・受け取るタイミング

 

手付金については、契約を締結するときですね。契約書を交わした時と考えましょう。その時点で受け渡しをしないと、手付金としての意味がなくなってしまいます。

 

では仲介手数料はいつかというと、これも売買契約が成立をしたときです。手付金と仲介手数料の支払いや受け取りは同じタイミングと覚えておくとわかりやすいです。ただしその時にすべてという不動産業者は少なく、契約が成立したときに半分、そして決済のときに残り半分、というようなケースも多いです。いつ発生するかは、あらかじめ不動産業者に確認しておくといいでしょう。



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