【知らないと損】専任媒介契約の3ヶ月縛りは本当に不利?売却価格が上がる理由をプロが解説
「専任媒介契約は3ヶ月縛りがあるから不利」
そんな話を聞いたことはありませんか?
不動産売却を検討している方の中には、
- 「自由に不動産会社を変えられない」
- 「囲い込まれそうで怖い」
- 「一般媒介の方が高く売れるのでは?」
と不安に感じている方も多いでしょう。
しかし、実は「専任媒介契約=損」というのは半分正解で、半分は誤解です。
正しく利用すれば、むしろ売却価格が上がる可能性もあります。
今回は不動産売却の現場で11年間サポートしてきた経験をもとに、専任媒介契約の本当のメリットと注意点をわかりやすく解説します。
専任媒介契約とは?
専任媒介契約とは、売却を依頼する不動産会社を1社に限定する契約です。
複数の不動産会社に依頼できる「一般媒介契約」と違い、窓口を1社に絞ることで、担当会社が責任を持って販売活動を行います。
「3ヶ月縛り」は本当にデメリットなのか?
多くの人が気にするのが、
「3ヶ月間、他の会社に変更できない」
という点です。
しかし、実際には少し違います。
宅地建物取引業法では、
専任媒介契約の契約期間の上限を3ヶ月と定めています。
つまり、
「3ヶ月間、絶対に解除できない」
という意味ではありません。
不動産会社に問題があれば途中解除も可能
例えば、
- レインズに登録していない
- 活動報告をしない
- 販売活動を行っていない
など、業者側に契約違反がある場合は解除できるケースがあります。
つまり、
3ヶ月間拘束される契約ではなく、
「きちんと販売活動を行う会社と組むための期間」
と考える方が正確です。
専任媒介契約のメリット① 不動産会社が本気になる
一般媒介契約では複数社に依頼できるため、
不動産会社側からすると、
「他社が先に売ってしまうかもしれない」
という状況になります。
すると、
- 広告費をかけない
- 販売活動を最低限にする
- 優先順位が下がる
というケースも少なくありません。
一方で専任媒介契約では、
1社が責任を持って担当するため、
販売活動に力を入れやすくなります。
専任媒介契約のメリット② レインズ登録が義務になる
専任媒介契約では、
契約締結から7日以内にレインズへ登録する義務があります。
レインズとは、
全国の不動産会社が物件情報を共有するネットワークです。
つまり、
あなたの物件情報は全国の不動産会社に公開され、
買主を探してもらえる状態になります。
一般媒介契約には、この登録義務はありません。
専任媒介契約のメリット③ 活動報告を受けられる
専任媒介契約では、
2週間に1回以上の活動報告義務があります。
確認できる内容は、
- 問い合わせ件数
- 内覧数
- 購入希望者の反応
- 販売状況
などです。
売主としても、
「今どんな販売活動をしているのか」
を把握しやすくなります。
専任媒介契約で失敗しないための3つのポイント
①レインズ登録状況を確認する
登録番号を利用すれば、
自分の物件がきちんと登録されているか確認できます。
②活動報告の内容を見る
件数だけではなく、
- 問い合わせ内容
- 内覧者の反応
- 市場の状況
まで説明してくれる担当者かどうかが重要です。
③値下げ提案の根拠を聞く
価格変更を提案された場合、
必ず理由を確認しましょう。
例えば、
- 周辺の成約事例
- 現在の競合物件
- 問い合わせ件数
など、数字に基づく説明があるかどうかがポイントです。
一般媒介契約が向いているケースもある
専任媒介契約が万能というわけではありません。
例えば、
- 駅近物件
- 人気エリア
- 希少性の高い物件
などは、
複数社に競争してもらうことで高値売却につながるケースもあります。
つまり、
「専任媒介が正解」
「一般媒介が正解」
という単純な話ではありません。
物件の特徴や市場状況によって最適な方法は変わります。
まとめ
専任媒介契約の3ヶ月は、
「縛り」
ではなく、
不動産会社が全力で売却活動を行うための集中期間ともいえます。
さらに、
- レインズ登録義務
- 定期的な活動報告
- 販売状況の可視化
など、売主を守る仕組みも整っています。
大切なのは、
専任媒介か一般媒介かではなく、
信頼できる不動産会社と担当者を選ぶこと。
これが売却成功の最大のポイントです。































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