マンション引っ越し時に気をつけること5選

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賃貸マンションに引っ越すときには、その先にある「退去」も視野に入れた行動が必要となります。

賃貸マンションは購入した不動産とは違い、あくまでも「借りるだけ」ですから、いつかは「返却」つまり「退去」しなければいけません。

そのためマンションに引っ越すときには気を付けなければいけないことがいくつかあります。

入居前にはスムーズな引っ越しを実現するために、各種手続きや現在の住居の明け渡しについて、引っ越しにかかる金額などを事前に調べ、行動しなければいけません。

入居当日には、退去時の敷金トラブルを避けるために、不動産の写真をあらかじめ撮っておいたり傷などを細かく確認しておく必要があるでしょう。

入居後、住み慣れた頃には近隣トラブルや犯罪などにも気をつけたいところです。

そして再びマンションを退去するときには、大家さんとの敷金トラブルを避けるために賢く立ち回らなければいけません。

また、実際に傷や汚れがあればどこまでこちらが負担しなければいけないのか、ハウスクリーニングの必要性なども気になるところですよね。

今回は、不動産の中でも特にマンション引っ越しの際に気をつけたいことを、5つのステージに分けて紹介していきます。

賃貸だけではなく、購入・売却時にも使えるテクニックですので、ごゆっくりご覧ください。

入居前に気をつけること

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始めに「入居前に気を付けること」についてですが、入居前に気を付けることは引越し先が新築なのか中古なのかで違いますので、「新築・中古共通」「中古」「新築」それぞれに分けてご紹介します。

中古・新築共通の気を付けるべきこと

まずは中古・新築問わず、マンションへの引っ越しで気をつけたいことについてみていきましょう。

「引っ越しの見積もり」

引っ越しの日時が具体的に決まったら、まずは引っ越し業者に引っ越しの見積もりをとりましょう。

引っ越しの見積もりは数社に依頼し、最も信頼でき、かつ価格も安い業者を選ぶのがおすすめです。

「引っ越し業者を依頼する必要性について」

元々荷物が少なく、業者に任せなければいけないのは大型家電だけ、という方は引越し業者ではなく「家電宅配サービス」を利用するこで、と引っ越し費用を大幅にカットすることも可能です。

「ライフラインの引っ越し」

ライフラインである電気、水道、ガス、に加え、ネット回線や電話など、生活に欠かせないものの引っ越しは早めに手続きしておきましょう。

・電気→加入している電力会社へ引っ越しの連絡
・水道現在の市町村と、引越し先の市町村に引っ越しの連絡
・ガス→加入しているガス会社に連絡
・電話、ネット回線→加入している通信会社に連絡

「新居の家具配置について」

新居の間取りを手に、現在所有している家具をどこに配置するのかあらかじめイメージしておきましょう。

引っ越し当日の動きがスムーズになります。

「引っ越し挨拶の準備」

現在の近所の方への挨拶の品と、引越し先の近所の方への挨拶の品を準備しておきましょう。

タオルや洗剤、日持ちするお菓子などが定番です。

「必要書類とお金」

引っ越しに必要な書類とお金はまとめておきましょう。新居で必要な書類と旧住居で必要な書類は異なりますので、それぞれ分けてクリアファイルに入れておくと便利です。

中古マンションへの引っ越し準備

新たに引っ越するマンションが中古マンションの時には、入居当日までに「除菌」と「抗菌」、さらに気になるようであれば「ハウスクリーニング」をしてもらいましょう。

家具や引っ越し荷物が入る前に行うことで、部屋の隅々まできれいにすることができ、さらに、入居中にカビが生えてしまったりすることを予防することができます。

そして最も大切なのが「事前に傷を確認し写真に収めておくこと」です。

退去時の敷金返還トラブルを未然に防ぐためにも、床や壁、設備等の気になる傷や汚れは写真に収め、データを残しておきましょう。

 

新築マンション一斉入居前の準備

新築マンションへの引っ越しは、中古マンションへの引っ越しとは異なり「引っ越しで込み合う」ことが予想されます。

新築マンションでは、入居できる初日に同じマンションに引っ越す人たちであふれかえり「思ったように引っ越し作業が進まない」ことも少なくありません。

新築マンションの入居初日は、引っ越しトラックなどを横付けする駐車スペースも確保できない可能性もありますし、大型マンションであればそれだけ引っ越しが集中すると引っ越し業者の料金も高くなる可能性があります。

新築マンションへの引っ越しは、時間に余裕をもって引っ越しするために「入居初日から1週間程度」遅らせた日時に行うようにすると格段に引っ越し作業が楽になります。

更に引っ越し前には駐車スペースを改めて確認しておきましょう。

当日に気をつけること

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いよいよ引っ越し当日、ここでも気をつけたいことは沢山あります。

「旧住居の最終チェック」

すべての荷物を運び終えたら、旧住居を隅々までチェックしましょう。汚れなどは取り除き、新たな傷がないか確認します。

退去時点で管理会社の物件チェックが入りますので、立ち合ってください。

「引っ越しに必要なものを出しておく」

掃除道具、軍手、マジック、はさみ、ドライバーなど、新居の引っ越し作業で必要なものは引っ越しの荷物に加えず、自分たちの車に積み込んで取り出しやすいように準備しておきましょう。

携帯電話の充電器も忘れずに出しておいてください。

「マンションの保護」

引っ越し時には、マンションの角を保護しましょう。引っ越し業者を依頼している場合には、業者が確実に行ってくれます。

「ライフラインの開通」

電気・水道・ガスは事前に連絡してあればすぐに開通できます。電気はブレーカーのスイッチを入れるだけで開通しますが、水道は新居がある市町村に連絡の上開通させましょう。

ガスの開栓は業者が行い、こちらがそれに立ち会う必要があります。

「挨拶回り」

荷物をすべて運び入れたら、引越しの挨拶をしましょう。できるだけ早い段階で挨拶をしておいた方が印象が良くなります。

挨拶の品をもってまわり、留守だった場合にはまた後日挨拶に伺いましょう。

「荷解き」

引っ越し当日の荷解きは最低限にしておいたほうが賢明です。

疲れている時に荷解きや整理を行うと、物を壊してしまったりけがをしてしまう恐れがあります。

「大型家電について」

大型家電の設置なども引っ越し業者が行ってくれますが、マンションによって設備や構造が異なるため、特に洗濯機には設置に追加料金がかかることもあります。

入居後に気をつけること

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入居後すぐに気をつけたいことは、主に近所トラブルとマンションで生活する上でのルールについてです。

「各種手続きについて」

引っ越してまず行うことは「様々なもの・ことの変更手続き」です。最初にやっておきたいものだけピックアップしてご紹介します。

・市町村の窓口で転入手続き→印鑑、転出届、マイナンバーカードまたはマイナンバー通知書を持参
・郵便物の転送手続き→郵便局窓口又は郵便局のサイトにて変更手続き可能
・免許証の住所変更→新しい住民票と免許証、印鑑を持参
・銀行口座の住所変更→銀行に電話連絡し、必要書類を送ってもらいましょう。住民票、免許証のコピー、銀行印が必要
・クレジットカードの住所変更→電話にてカード会社に連絡
・各種保険の変更→生命保険、損害保険の住所変更はネットや電話でも可能

「ゴミ出しのルールをチェック」

市町村での転入手続きの際に、「ゴミ出しハンドブック」が手渡されます。

ゴミ出しのルールは市町村によって様々ですから、前の街では燃えるゴミだったのものが、今回の街では埋めるゴミになっている、なんてことも珍しくありません。

また、プラゴミの洗い方、出し方、ペットボトルのラベルはとるのか、細かいことですが詳しく調べ間違いのないようにしましょう。

「共用部分の清掃」

自分の部屋の廊下やベランダなど、人目に付く共用部分は定期的に清掃しましょう。

ゴミや汚れを溜めていると、近隣トラブルの元となります。

「騒音問題」

マンションやアパートなど、集合住宅にありがちなトラブルといえば「騒音問題」です。

マンションはアパートよりも防音対策がされてるとは言え、小さな子供がいる家庭などでは床にクッションマットを敷くなどして騒音対策をしましょう。

ドアや窓を閉める音が大きくなり過ぎないように、角に少しクッションになるものを張り付けておくというのもおすすめです。

「近隣トラブル」

マンションのような集合住宅で近隣トラブルを起こしてしまうと、最悪退去せねばいけない事態に発展してしまうことがあります。

同じマンションに住む人たちとのトラブルを避けるために、マンションのルールはしっかり守りましょう。

普段から挨拶などをきちんとして、話しかけやすい雰囲気を作っておくことも大切です。

住み慣れてから気をつけること

マンションにも住み慣れ、トラブルについて何も心配が必要なくなってきたころ、今度は今までとは違った部分に気を配らなければいけません。

「マンションの設備トラブル」

マンションの設備は必ずいつか壊れます。

設備が壊れたら、まずは管理会社に連絡をしましょう。大抵の場合、経年劣化による設備故障の修理費用は貸主の負担となります。

「水トラブル」

集合住宅に長く住んでいると、時々起こるのが「水トラブル」です。洗濯機やトイレの水漏れが他の部屋にまでつたわって、大損害となってしまうことがあります。

水トラブルによる損害を防ぐために、賃貸住宅用の火災保険には必ず加入しておきましょう。

「旅行に行くときには」

旅行や出張などで、長期間家を空ける必要があるときは次のことに注意してください。

・長期間留守にする場合は新聞を止めておく
・リビングの電気だけつけっぱなしにしておく
・水抜きが必要か管理会社に確認
・マンションの共有部にあるものは自宅内に入れておく

これらのことに気を付けておくと、旅行中のマンショントラブルを未然に防ぐことができます。

「犯罪(空き巣)対策」

そして犯罪に巻き込まれないための対策も必要です。特に空き巣に狙われないように、日ごろから空き巣対策はしっかり行っておきましょう。

古い賃貸マンションの場合、全戸に同じ玄関ドアがついているために空き巣が一度に複数の部屋に侵入する被害も考えられます。

大家や管理会社に確認し、可能であれば鍵の交換を行いましょう。サムターンまわしなどができない、新しい鍵に交換するだけでも安心感が違います。

新しいマンションでは、オートロックへの過信も要注意です。オートロックだからと信用しきることなく、たとえ短時間の外出でも施錠を行ってください。

心配であれば、セキュリティ会社に加入することも検討してみましょう。

退去時に気をつけること

最後に、賃貸マンションの退去時に気をつけたいことについてご紹介します。

敷金トラブルを避けるコツや、退去後のトラブルをなくすために必要なことは何か見ていきましょう。

必要以上の費用を請求されたときは

敷金が戻ってくるかと思いきや、逆にお金を請求されてしまうこともあります。

しかし、大家によっては「本当は大家負担で修繕すべき」ものも、借主負担にしてしまう人がいます。

必要以上の退去費用を請求されたからと言って、必ずしもそれをすべて支払わなければいけないということはありません。

基本的に、借主が負担しなければいけないのは「借主側の不注意でマンションの設備を壊してしまった場合」です。

経年劣化によるものは家主が負担するべきですので、身に覚えのないものについては反論し、費用負担を断りましょう。

敷金の返還額に納得がいかないときは

退去時、入居時と殆ど状態が変わらないのにも関わらず、敷金が一部戻ってこないときがあります。

そんなときは、もう一度賃貸の契約書に目を通してみてください。「敷金の一部は変換しない」と契約書に明記してあれば、その分については返還されません。

但し、特に過失や契約もなく敷金が返還されないときには、少額訴訟も視野に入れて弁護士に相談してみましょう。

ハウスクリーニングは必要か

マンション退去時のハウスクリーニングについてですが、地方によってその有無は異なるようです。

東京近郊では、契約時に退去時のハウスクリーニングは借主負担とする旨が記載されていることが多くなっています。

今一度、契約書を見てハウスクリーニングが必要かどうか確認してみましょう。

どこまで修繕する必要があるのか

借主負担での修繕は、「借主が不動産につけた傷や汚れ」について必要になります。

壁に開けてしまった穴、床や壁紙の汚れ、水廻りの汚れなどは借主負担で修繕しなければいけません。

鍵の返還までは気を抜かない

賃貸契約は、鍵の返還まで続きます。契約時に受け取っていた鍵の本数はそろっているか確認し、キーホルダーなども外して返還の準備をしましょう。

鍵を変換する前に、間違って不動産に傷をつけないように最後の最後まで気をつけてください。

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まとめ

マンションの引っ越しは、事前準備から勝負は始まっています。きちんと事前準備をしておけば、引越しもスムーズになり新居での生活をより楽しくしてくれるでしょう

引っ越し後は住民とのトラブルを避けるため、マンションの規約にのっとり騒音対策やゴミ出しルール遵守の徹底をしましょう。

そして長期間マンションを空けるときには空き巣や水トラブルに注意してください。最後に退去するその時まで、トラブルを避けながら気持ちよくマンションに住めるよう努力しましょう。

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