不動産売却をしたら確定申告をした方が良い理由

16-12-71

不動産売却をしたら確定申告をした方が良い理由

 

不動産売却をするためには、色々な準備が必要です。やっとの思いで不動産売却が終わると、ホッと一息・・・と考えるかもしれませんが、売ったらそれで終わり、ではありません。不動産は売却をした後にやらなくてはいけない手続きもあります。そのひとつが、不動産売却後にやるべき確定申告です。

 

不動産売却後の確定申告をしたほうがいい理由について、ご紹介します。

 

確定申告とは?

 

まずは確定申告とはいったい何か、をお話しします。確定申告はその年1年間、1月1日から12月31日までの間の所得を、合計して税務署に申告することです。でもそんなのしたことがない…という人が多数いるのも事実ですが、実は誰もが毎年確定申告をしています。したことがないという人は、会社員で給与以外に受け取っている所得がなければ、代わりに会社が毎年してくれています。そのため、自分では確定申告なんてしたことがない、という人が多いのです。

 

でも会社が確定申告をしてくれるのは、会社だけでしか収入が発生していない場合です。それ以外で収入があると、自分自身でその所得分を合計して確定申告をしなくてはいけません。

 

では確定申告をしないとどうなるかというと、本来納付する期日の翌日から、完納する日まで、延滞税が発生してしまいます。その分余計に支払わなければいけない税金が増えてしまうので、必ず確定申告は必要です。

 

不動産売却による確定申告とは?

 

不動産を売却するということは、会社で勤めている場合でも、売却益が出たら、給与以外の収入が発生したことになります。その分余計に収入があったので、確定申告が必要です。

 

では反対に不動産売却をして損失がでた時、売却益が出てないから申告しなくてもいい…と考えている人は多いのではないでしょうか。確かに法律的には損失が出た場合は確定申告をしなくてもOKとされています。しかし、確定申告は損失が出たときにすることをおすすめします。

 

その理由は、損失が出たことを申告すると、場合によっては税金が還付されることもあるからです。

 

売却益が出たときの確定申告について

 

売却益が出たときの確定申告について詳しくご紹介します。譲渡所得が発生しているので、譲渡所得税が発生します。その税金を納めなくてはいけません。書類として必要なのは、税務署から受け取れる申請書類、確定申告書や譲渡所得の内訳書などです。そして自分で用意するべき書類もあります。不動産を売却したときの売買契約書、仲介手数料などの領収書です。

 

これらを準備する必要があるのですが、譲渡所得税は課税となる譲渡所得×譲渡所得税の税率で計算することが可能です。ただし、マイホームの売却に関しては、譲渡所得から最高で3000万円の特別控除を受けられるようになっているため、特例を受ければ譲渡所得税は発生しない可能性もあります。

 

さらに所有期間が10年以上の不動産を売却した場合も、軽減税率の特例があります。そしてもう一つ、買い換えをした場合は買い換えの特例も受けることができます。

 

損失が出たときの確定申告

 

不動産を売却すると売却益が出るとは限りません。売ったことで損失が出た、いわゆる赤字だった場合の確定申告についてなのですが、本来損失したのであれば確定申告は必要ありません。しかし、他の所得と損益通算ができるので、場合によっては税金が安くなります。損失の控除がしきれないとなれば、最長で3年後まで繰り越しができます。

 

損失については、すべての場合に当てはまるものではありません。たとえば、居住用だった不動産を売却して損失が出た場合、所有期間が5年以上、売却契約の締結前日までで残りの住宅ローンが10年以上、という要件があります。その要件に当てはまる場合は、繰越控除の特例が受けられます。

 

また買い換えによっても特例が適用されます。買い換えで不動産を取得し、それによって損失が出た場合は特例を受けられます。売却する不動産は5年以上である、という制限があります。反対に買い換え物件は床面積やローンの残り、住み始める時期などに関してはあまり自由にはできません。

 

損失を申告するとなると、確定申告書はもちろんですが、譲渡損失の計算書や明細書が必要になります。

 

確定申告をするには?

 

不動産所得があれば、どんな場合でもまず確定申告をするようにしましょう。売ってお金が出来たから申告、売って損をしたから確定申告なんてしなくていい、と思うかもしれませんが、そうではありません。

 

実際の確定申告は、書類を準備して確定申告書を作成、そしてしっかりと確認して税務署に提出となります。確定申告は12月31日までの1年間の分を、翌年の2月から3月ごろに申告することになっています。最近は税務署まで出向かず、e-TAXというようなパソコン上からも確定申告ができるようになりました。不動産を売ったら必ず確定申告をについて確かめておかなくてはいけません。



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